劇場公開日 2011年7月1日

  • 予告編を見る

「「俺がやる」「俺がやる」「じゃあ俺がやるよ」「どうぞどうぞ」…みたいなお約束事」ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0「俺がやる」「俺がやる」「じゃあ俺がやるよ」「どうぞどうぞ」…みたいなお約束事

2012年12月31日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

単純

愛すべきお馬鹿な男たちの二日酔い珍騒動を描いて大ヒットした爆笑コメディの第2弾。
前作はとにかく面白かった。ハチャメチャなお馬鹿コメディなのは勿論、ストーリーも凝っていて、アメリカン・コメディとしては近年最上。(間もなく日本でも公開される「テッド」も気になるが)

こういう大ヒットコメディに続編が作られると、ある不安がよぎる。
そしてその不安は的中した。
悪ノリし過ぎ、である。
面白かった前作よりもっと面白くしよう!…というのは分かるんだけど、ちょいちょい暴力的であったり下品であったりで、劇中さながらハメを外している。
前作ではあんなに見事だったストーリー展開も今回は破綻し、舞台をタイに移し行方不明になる人物も変わっただけで、前作の焼き直し感は否めない。
続編が作られると聞いた時、「またやっちまった…」みたいな話だったら大歓迎!と思っていたが、あまりにも同じで冒険心も無く、少々肩透かしを食らってしまった。多少なりとも一捻りあると思ったので。

もはやお約束という事なのかな?単純には楽しめるし。
色んな意味を込めて「ハングオーバー!!!」に期待。(おそらく邦題はこうなるハズ)

後、今回の最大の功労者はあのお猿ちゃんだね。

近大