劇場公開日 2011年1月7日

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「王道のパニック映画、中身はないけれど、すごく面白かったです。」アンストッパブル(2010) Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0王道のパニック映画、中身はないけれど、すごく面白かったです。

2013年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

単純

興奮

久々に見た王道のパニック映画でした。

パニック映画は、テロリストみたいのがからんでこないストーリー(できれば天災より、人災の方がいいと思う。)が、王道だと思います。

この映画は実話が元になっているらしいけど、整備員のちょっとしたミスから、単なる列車が、全長800mのクライスラービル並みの、超重量級ミサイルに変わるというところが面白かった。

すべてを吹き飛ばして、ばく進するスピード感がすばらしい。

見せ場が、最初から最後までノンストップで続いていき、まったくあきないし、実話が元になっているだけに、おかしなところがほとんどない。

CGはあまり使っていないようでしたが、逆にCGを使わないことによる現実感の方が勝っていました。

音楽も単なるBGMでなく、ビートのきいた曲を、全編で効果音がわりに使っている演出もすばらしかった。

これで何か主張というか、考えさせられるテーマ的なものを絡ませていたらすごい映画になっていたような気がするけど、特に見当たらなかったのが残念。

でも、十分面白かったです。

Push6700