劇場公開日 2009年11月21日

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「いぬ好きよりスザンヌさん好きにお薦めかな(苦笑)」いぬばか septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5いぬ好きよりスザンヌさん好きにお薦めかな(苦笑)

2009年12月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

ふむふむ、
旧Q-AXのアイドル枠で
見れば、全然ありじゃないかなぁ

この映画館、
まだ売れ始める前の新人さんが
主役になっている映画を、よく上映してくれます。

スザンヌさんのお芝居は
他のレビュアーさんが書かれているとおり
素人丸出しでしたが、もっと大根な新人さんが
堂々と主役で出演している作品を鑑賞して免疫(覚悟)が
できていますので、それと比べると、一応映画になっていて驚きました。

ただ、そういった
変な洗礼を受けていない人。

例えば、シネコンでいつも
映画を観ている人とか、すぐ上の階の
ユーロスペースで映画を観ている人が、
フラッと立寄ったりしようもんなら、
そりゃ、大変なことになりますぜ、旦那!!って
感じでぶち切れるでしょう(一体、なに時代なんだ(苦笑))

◇   ◇

ケイ・ダッシュ所属?の芸人が
意味もなく芸を披露してくれますが、
それさえ除けば、案外ストーリーもできていました。
ただ、原作者の桜木雪弥さんが賞賛するかは疑問ですが・・・。

スザンヌさんの脇を固める役者さん、
ゴーオンシルバーの徳山秀典さんと、
『20世紀少年』にも出演していた前田健さんが、
肝心な部分は押さえてくれていましたので、観ている
こちらが恥ずかしくてスクリーンを直視できない、なんてことはありませんでした。

それにしても、
今回はアイドルオタクを演じていた
前田健さん。役者としてイイ味をだしていますねぇ。
ちょっと前までモノマネタレントだったのが嘘みたいです。
今作の楽しみの半分は、彼の芝居みたさでしたので、そこは十分満足できました(笑顔)

☆彡     ☆彡

今作の特典として、他にも
スクリーンで熊本の観光地めぐりができます。

ヘキサゴンからの着想でしょうが、
言葉遊びでも笑えます。個人的には
ベタですが「ふしだらな娘をよろしくお願いします」がツボでした(笑)

タイトルと違い、
犬を取り巻く人たちのほうがメインではありますが、
旧Q-AXアイドル枠と考えれば許せる範囲内でしょう(またかいっ)。

犬のかわいさに免じてB-にしておきます。

septaka