劇場公開日 2009年11月7日

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「バンド経験者なら良さがわかるはず!」僕らのワンダフルデイズ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0バンド経験者なら良さがわかるはず!

2018年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 突如ピンチヒッターのドラマーを参戦させた。なんと稲垣潤一!これだけで評価が上がってしまう。まぁ、ストーリーは読めてしまう・・・。医者から直接病名を告げられたのではなく、聞き耳を立ててしまったという、よくある展開だ。

 勘違い甚だしい男・藤岡。遺言(といっても、家族仲良くと書かれた手紙)を公証役場に持って行ったり、戒名を先に決めてしまったり。高校時代のバンド再結成なんてのは、こんなきっかけがないと無理なのかもしれないな。母親の介護で悩んでる酒屋の栗田(段田安則、ベース)、赤字経営が続く不動産屋の渡辺(斉藤暁、キーボード)、息子との不和が心配なトヨタ自動車のエリート社員・山本(宅間、ギター)と、なんとか承諾してくれたが、ドラムのあきらだけはアメリカで参加できないが、謎の新メンバー日暮(稲垣)が参加してくれた。

 練習(竹中は稽古と言ってた)も順調で、テープ審査も通り、様々な確執も乗り越えたメンバーだったが、直後、山本が倒れてしまった。末期の胆のうがんは藤岡ではなく、山本だったという事実が中盤にわかる。同じ病気の藤岡が頑張ってると知ってやる気を出した山本。自分が病気じゃないとわかっても、山本の顔をまともに見れない藤岡。そそっかしい藤岡を優しく許すところが素敵だ。

 いよいよコンテストの当日。会場に来ていた栗田の母親が徘徊していなくなってしまう。この後に作られた『ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター』も同じ展開だ。また、藤岡の娘に貫地谷しほりを起用していることから、竹中直人も含め、『スウィングガールズ』をかなり意識しているものと思われる。最後はその娘の結婚式で締めくくり。山本の代わりに彼の部下の湯川(柏原収史)を参加させてる。

kossy