倫敦から来た男のレビュー・感想・評価
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☆☆☆★★ ※ 鑑賞直後のメモから 冒頭のワンシーン・ワンカットの...
☆☆☆★★
※ 鑑賞直後のメモから
冒頭のワンシーン・ワンカットの長廻しから【フィルムノワール】の匂いがプンプン漂って来る。
秀逸なカメラワークと相まって、ゾクゾクとして来る。
映画全編がモノクロだけに、映画とは《光と影の芸術》で或るのを再認識させられる。
しかし…。
このリズム感での2時間20分は流石に辛らった(´-`)
映画自体はとても面白かったのだが。延々と続くワンシーン・ワンカット。それにあの繰り返される音楽。朴訥と話す台詞廻しの相乗効果で、終盤では遂にウトウトっと…。
まさに痛恨の極みでした💧
2009年12月27日 シアターイメージフォーラム/シアター2
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なぜこんなにも怖い、と思うのか。
すごくシンプルで、重厚な映画でした
余計なものはいっさいなくて
だけど
静寂の中に浮かび上がる緊張感はすさまじいものが。
ほぼそれだけで
2時間半近く、見せてしまう。
ただすごい、のひとことでした。
刑事のゆっくりとしていて冷静で、どこか冷たい、
でも正しい語り方が、怖いようでなぜかほっとしました
娘のなんだかまぬけな表情と、
最後の、「倫敦から来た男」の妻の表情を追うシーンがよかった。
残酷なシーンはまるでないのに、
恐ろしい、と思わせてしまう
観客の心理をついた演出がすばらしいです
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