倫敦から来た男

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倫敦から来た男

解説

「ヴェルクマイスター・ハーモニー」で世界を驚嘆させたハンガリーの鬼才タル・ベーラ監督が、「メグレ警視」シリーズで知られる推理作家ジョルジュ・シムノンの同名小説を映画化したフィルムノワール。静かな港町で単調な生活を送ってきた鉄道員の男が偶然にも殺人事件を目撃し、大金を手にしてしまったことから運命を狂わせていく姿をモノクロ映像で描き出す。出演はミロスラブ・クロボット、「フィクサー」のオスカー女優ティルダ・スウィントン。

2007年製作/138分/ハンガリー・ドイツ・フランス合作
原題:The Man from London
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2009年12月12日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第60回 カンヌ国際映画祭(2007年)

出品

コンペティション部門
出品作品 タル・ベーラ
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映画レビュー

3.5☆☆☆★★ ※ 鑑賞直後のメモから 冒頭のワンシーン・ワンカットの...

2019年1月2日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★

※ 鑑賞直後のメモから

冒頭のワンシーン・ワンカットの長廻しから【フィルムノワール】の匂いがプンプン漂って来る。
秀逸なカメラワークと相まって、ゾクゾクとして来る。
映画全編がモノクロだけに、映画とは《光と影の芸術》で或るのを再認識させられる。

しかし…。

このリズム感での2時間20分は流石に辛らった(´-`)
映画自体はとても面白かったのだが。延々と続くワンシーン・ワンカット。それにあの繰り返される音楽。朴訥と話す台詞廻しの相乗効果で、終盤では遂にウトウトっと…。
まさに痛恨の極みでした💧

2009年12月27日 シアターイメージフォーラム/シアター2

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松井の天井直撃ホームラン

4.0なぜこんなにも怖い、と思うのか。

2010年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

すごくシンプルで、重厚な映画でした

余計なものはいっさいなくて

だけど
静寂の中に浮かび上がる緊張感はすさまじいものが。

ほぼそれだけで
2時間半近く、見せてしまう。
ただすごい、のひとことでした。

刑事のゆっくりとしていて冷静で、どこか冷たい、
でも正しい語り方が、怖いようでなぜかほっとしました

娘のなんだかまぬけな表情と、
最後の、「倫敦から来た男」の妻の表情を追うシーンがよかった。

残酷なシーンはまるでないのに、
恐ろしい、と思わせてしまう
観客の心理をついた演出がすばらしいです

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macaron