制服サバイガールII
劇場公開日 2008年12月6日
解説
「制服サバイガール I」の続編。テーマパークで起こったゾンビ化した女子高生たちの壮絶な殺し合いから数日後、無事に生き残り政府に保護された葵だったが、クラスメイトたちをテーマパークに誘ったことに激しく責任を感じ、ゾンビを絶滅させるために単身テーマパークへと乗り込む。監督は「クレーマー」シリーズの金子大志、出演にグラビア女優の仲村みう、“JUNONスーパーボーイコンテスト2007”の白石隼也ほか。
2008年製作/70分/日本
配給:アートポート
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2021年5月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
感染源わからず、感染経路不明・・・と医師たちも匙を投げた。とりあえず生き残った女子高生3人。中でも叔父が経営するサバイバルランドに皆を誘った葵は責任感から原因を追及しようと病院を抜け出し、現地に舞い戻る。葵の恋人である勇平が連絡の取れなかった彼女を見つけ、一緒にそのテーマパークへと足を踏み入れる。
忍者だけはまだ獲物を探してウロチョロしていたことがわかるのだが、調査員二人もそのゾンビの毒牙にかかってしまう。逃げ惑う葵と勇平。いったん落ち着いた二人はその晩愛し合うのだが、勇平はすでに感染していて、そのため葵が妊娠してしまったのだ。早っ!
ほぼ恋人二人の物語だったけど、演技が学芸会並みで興覚め。アナフィラキシーや抗体についても語られてはいるにもかかわらず、ストーリーにはほぼ何も影響がなかったのも残念。ゾンビとしても、人間の知的な部分が残っている様子もあるし、特殊メイクなどいい部分はあるものの前作を超えるどころか蛇足としか思えない展開だった。ラストは二段階になっていて、なかなかシュールだっただけに勿体ない。
前作ではずっと隠れていたため目立ってなかった仲村みう。7人の中では一番色っぽかったような気がする。しかし、演技力では冒頭の飛鳥凛の断末魔のようなシーンが最も冴えていたかなぁ。
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