劇場公開日 2009年6月27日

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「80点→75点」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 まぁと@名作探検家さんの映画レビュー(感想・評価)

4.080点→75点

2015年12月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

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《2021.4月22日時点》

映画評価:75点

いよいよ新劇場版四部作が完結するという事で、
映画館に行く前の[復習]として再視聴しました。

冒頭では生命の息吹きを感じる明るい雰囲気から
徐々に残酷になっていく今作。

起承転結の『承』をしっかり担っています。
物語の終盤に繋がっていく伏線を入れてみたり、漫画全体がより盛り上がっていくための工夫をできるのがこの「承」の部分

前作だけでは伝える事が出来なかった、
アスカやカジ等のメインキャラの紹介。

初めて2人を見る方にも性格が理解出来る様
登場シーンやイベントに工夫があり、
好感を持ちました。

少し暗くて魅力を伝え辛い
ネガティブなシンジや、無口なレイに関しても、
より魅力的に魅せるエピソードを加えてきたりと、
キャラクターたちに深みが出ていました。

またストーリー完結に向け
テレビ版で足りなかったピース役として、
新キャラマリを登場させています。
(あくまで個人的な予想ですが)

次回以降に繋がりそうな布石の数々もあって
ワクワクしてきますよね!

ただ、多少強引で
ご都合主義な展開も見られましたが、
恐らくはサードインパクトを起こす為、
『Q』に繋げる為に必要だったのだと
勝手に思う様にしています。

本当に教科書通りの
起承転結に感動すらしています。
中々出来る事ではないです。

とにもかくにも
盛り上がってきた新劇場版エヴァンゲリオン
どこまでがシナリオ通りで、
どこまでがイレギュラーなのか、
期待が止まりませんね。

ps.アスカの名前が惣流アスカラングレーから
式波アスカラングレーに
何故変更する必要があったんだろう?

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《2014.8月29日時点》

映画評価:80点

【TV版】

最初から最後まで目の離せない展開にウキウキ、ワクワクが止まらなかった!

「序」では登場しなかったメインキャラのアスカと、カジさんが早速格好良く参戦してくるし、今まで作品では出ることのなかったマリも登場して展開に厚みが出てきたと思います

前回の序はいうなればエヴァンゲリヲンを知らない方向けに余分を排除した作りに対し、今作の破はファンの方が喜ぶ作りになっていると感じました

私としても初めてエヴァンゲリヲンが楽しいと感じました!何故そう感じるのか

まずは安定の同窓会感

更に過去のエヴァンゲリオンで一度も感じる事のなかった【希望】が、この破には含まれています

絶望を見せる事で描いてきた人間らしさや、人としての真理、汚さ

それにプラスして希望を見せる事で起こる絶望の厚み、可愛さ、微笑ましさ、そして共感

見ている側を置いていく傾向の今までとは違い、しっかりと作品の想いが伝わってきました

とても素晴らしかったです

【2015.12.6記入】

まぁと@名作探検家