劇場公開日 2008年9月13日

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おくりびとのレビュー・感想・評価

全121件中、81~100件目を表示

3.5広末かぁ

2009年3月13日

泣ける

笑える

泣けます!
自然に流れる感じです
泣くだろうとわかっていて、涙が流れる感じに静かに泣けます。

でも、なぜにヒロインが広末なのか?
それだけが、納得いきません・・・

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串団子

4.5しっとり。

2009年3月12日

泣ける

感想を文章化すると、もしかしたら作品の魅力を必然的に歪めて伝えることになるかもしれない。
文章として評価するなら、評価し易いポイントも沢山ある。

例えばオープニング。「泣ける」という評判を聞いて映画館に来たであろう、その観客に対し、冒頭にユーモアを持ってくる事で構えを解かせる。ここで構えが解けるからこそ、懐に入り込める。
そして実際、この冒頭の「ユーモア」は、その役割を果たしたあと、中盤まで進んでから改めて物語中の正しい場所に位置づけられる。ここにおいて飛び道具が飛び道具でなくなり、作品全体の世界にユーモラスであったシーンが違和感無く溶け込むのだ。

他にも文字にして褒めるなら、鶏肉であったり棺桶の値段であったり、小道具が後でしっかり活かされている。
シナリオのテンポも良い。

とか、そういう褒め言葉はいかにも理屈っぽい。そういうのは上手さであって、「おくりびと」が良くできてる理由にはなっても素晴らしい理由にはならない。
そして、その素晴らしさを伝えようとすると、いかんせん、「雰囲気がいい」とか、そういう余りに舌足らずな言葉に頼らなければならないのだ。
本作は死を扱ってはいるが、必ずしも「如何に死を扱うべきか」というような哲学を観客に問いかけない。
考えたければ考えれば良い。しかし、物悲しさを感じるだけで十分な人はそれでも良い。
本作が作り手の自家発電的なお芸術系作品ではなく、深みのあるテーマを扱いながら娯楽作品として誰もが嗜める。
そういう趣味の良さが希有なんだと思う。

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山上 朮

4.5そりゃあ、泣きますよ

2009年3月10日

泣ける

家族に囲まれ、永遠の別れ。
そりゃあ、泣きますよ。

完璧な映画ではないけれど色々な事が深く残る。
石文だったり、フグの白子だったり。

良質な映画であることは間違いない!

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kazu3

4.5しっとりした名作

2009年3月9日

泣ける

笑える

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れん

5.0音楽とストーリー背景が見事に融合

2009年3月8日

泣ける

幸せ

巨匠という域にもはや到達しているかもしれない、久石譲の音楽が見事にストーリーを体現している。
雄大な山々と厳しい冬が終わったあとの春の暖かさなど、山形の自然が物語を大きく包む。
生死は万人に等しく訪れるもの。それを全編とおしてじんわりと染み入るように伝えてくれる、深い幸せに包まれる作品だ。

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kokekoke

4.5いのち芽吹く

2009年3月4日

泣ける

楽しい

元喫茶店の実家の落ち着いた雰囲気の内装が,
チェロのテーマ曲が,
美香の理解と,
絆の継承のラストシーンが好き。

威厳と優しさを全身から醸し出す佐々木と,門番が良かった。
夫への愛情がたしかに見える美香も良い。

主人公の小林大悟が,真摯で穏やかな人柄で好印象。
本木雅弘がハマり役。
顔立ちが中性的だから嫌らしくなかった。

「死」にまつわる偏見と,事務的な葬儀の形を,
声高に追求せず,さらりと取り込んで,
クスっと笑いと爆笑を織り交ぜながら,
厳かで崇高な「納棺師」の仕事を通して,
人生に自問自答を続ける大悟の成長を,
シンプルに描いた脚本が秀逸。

生きるを見つめる前向きな物語でした。

ひとつだけ注文を付けるなら,
エンディングバックは父親にしてほしかった。。

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AKIRA

5.0映画のように親も自分も

2009年3月3日

泣ける

笑える

幸せ

愛国心的なものを持ち合せていない私ですが
「日本に生まれてよかった」と思わせてくれる映画です。

 大切な人を失い送りだすその時、目の前で
物のように棺に入れられたら死んでしまった悲しみが
溢れ出すだけでなにも残りません…。

 でも、故人に生前同様の敬意はらい「身支度」を
してくれる姿を見ているだけで故人に対しての感謝を感じ、
悲しいけど優しい気持ちでいられるような気がします。

 どう表現していいのかわかりませんが「日本人」であることが
誇らしい気持ちにもなります。

 いつか、そんな日がくるのなら親もそんなふうにしてあげたいな
とただ純粋に思えるそんな映画です。

※内容もただ、悲しいだけじゃなくコミカルで笑えるので
暗そうとかジミとか思わず見に行ってみてください。

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ぽち

4.5よかったです。感動しました。

2009年3月2日

泣ける

笑える

周囲の人の死に直面する機会が多くなるような年齢になって、この映画のように正面から死に向かう姿勢を取り上げられると感動を覚えます。花粉症の涙と鼻水と、それより多いこの映画を見てのそれらが一体となって、映画が終わった時ぐじゃぐじゃになっておりました。
直接テーマとは関係ないかもしれませんが、広末さんが演じる妻が転職しないなら実家へ帰ると言った時のさまが、自分が転職使用とした時の愚妻のものの言い方と全く同じだったので「そんなヤツとは別れてしまえ」と思わず言ってしまいました。

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シコクタロウ

5.0遅ればせながら・・・

2009年2月24日

泣ける

笑える

知的

昨年公開直後に観ました。去年観た映画の中で私にとってベストといえる作品でしたが評判もよく、多くの方のレビューを読んでいると私の言いたいことがうまく表現されていてここに私が書く必要もないなぁ~と思っていました。

しかし今日ある映画を観てがっかりし、比べてみるとあらためてこの映画の素晴らしさを認識したので遅ればせながらですがここに書いてみようかと思いました。

映画は音と映像と内容が一体となる媒体です。テレビやDVDもそうですが映画は画面と音が大きくその利点も生かさなくてはならないと思います。この映画はそのすべてが揃っていました。

音楽、風景、そして所作すべてが美しく、人の思いが温かい。
しかし人間には5感があります。
耳と目だけではない肌に感じる湿度や匂いそれをこの映画では感じることが出来たと思っています。

これはどんな映画でも感じることが出来るわけではないし、時に有り得ない質感の映画があります。

しかしこの映画は大袈裟でなくとても自然に日本を感じることが出来ると思いました。

映画は勿論内容が大切ではありますが、それだけでは絶対にないと
思えるそんな映画だと思います。

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にゃらん

4.5感動

2008年12月13日

泣ける

興奮

試写会でみました。感動です。本当に職業に対しての偏見ってありそうです。非常に腹がたちます。広末涼子さんのセクシーシーンが。それはオッケーなのと思いました。真面目な映画なんですけど。

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ロリくま

2.5うーん。。

2008年11月5日
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miyawaki

4.5とっても深~くて、あったかい

2008年10月27日

泣ける

笑える

幸せ

一言で言うと、とっても深~くて、あったかい、良い映画でした。

なかなか身近にはない、だけど誰もがいつかは目にするであろう
永遠のお別れの儀式・・・。
それを仕事とする「納棺師」という、特殊な職業だからこその苦悩や、
人への優しさなどが丁寧に描かれています。

笑えるところもあり、山形の美しい四季の景色あり。
美しいチェロの音楽ありと、盛りだくさん。

そして、泣きます。 感動します。 号泣です・・・。
鼻も目も大変なことになっちゃいました。

内容的にはオススメしたい映画ですが、注意点が1つ。
くれぐれも、ぐちゃぐちゃの泣き顔を見せても平気な相手を選んで
見に行く事をオススメします。

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seizy

4.0いつか来るその日のために

2008年10月27日

泣ける

笑える

演出がもたつくせいで若干長く感じたり、「広末は何を演じても広末だなぁ」なんて、そのステレオタイプの演技にちょっと閉口したり、不満がないわけではない。でも、それを補って余りある魅力のある、丁寧に撮られた1本でした。「死」をテーマにしながらも、決して重過ぎず、むしろ軽い語り口で巧妙に語られている点も素直に胸に迫ります。と、いうことで08年を代表する1本になるだろうと思います。

役者陣では、本木扮する主人公が、その人柄にいつの間にか引き寄せられる社長を演じた山崎努が素晴らしい。また、吉行和子、笹野高史のコンビが非常にいい味を出してました。モックンも頑張っていたけど、大ベテランを前にすると、やっぱりちょっと霞んじゃったかな。(あと、この場を借りて峰岸徹さんに合掌)

それから「命」を象徴する食事のシーンがまた素晴らしい。人間は生きとし生けるものを自らの糧にすることでしか生きられないわけだけど、主人公達が美味しそうにフグの白子や干し柿、そしてフライドチキンにむしゃぶりつく姿は、食べることの喜びと食べ物への感謝がよく表現されていて、映画の魅力を格段にアップさせていると思う。

この映画を観ると、誰もが本作に登場する納棺師のような人たちに送ってもらいたいと思うのではないだろうか。いつか来るその日のために、誰もが観ておいた方がいい1本だと思う。

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ダース平太

3.0まるで手品師モックン

Kさん
2008年10月27日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

笑える

怖い

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K

4.5モックン、良い作品出てますね!

2008年10月25日

泣ける

笑える

幸せ

音楽家の夢破れた主人公は
妻と共に故郷 山形に移り住む事になったのです。

そこで手にした職は、
この世からの旅立ちをお手伝いする
納棺士という職業である。

最初は嫌だったこの職に何故か惹かれていく。
家族との最期のお別れには情感迫る物があり
亡くなった人への家族の想いが託される。
実は彼は、
自分の両親との想いをきちんとしたかたちで遂げていない。
その為、
幸せなかたちであの世に送ってあげる、
この職にこだわったのだと思う。

最後に、
父を見送ってあげた事により
彼はこの感情から卒業する。

今年の邦画でイチオシの映画です。

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カサキショー

5.0納棺師という仕事と生き方

2008年10月22日

泣ける

笑える

幸せ

見る年齢によって、印象が全く違う映画だと思います。
この映画で納棺師という仕事をこの映画ではじめて知りましたが、「綺麗」と一瞬感動を覚える一連の動作で、魅了されました。
音楽も素晴らしく、聞かせる所と静かに見せるところの静動がうまく描かれていたのが、印象的です。

少し涙がでますが、万人受けの映画だと思います。そして終わりに印象を話すと全く違うと思います。価値のある映画で、日本らしい映画でした!!

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凸

4.0笑って泣ける 人は誰でもおくりびと おくられびと

2008年10月16日

泣ける

笑える

笑って泣けるという評判を聞いていたのですが、予想以上に”笑い”のシーンが多くてびっくりしました。ともかく最初の納棺のシーンから笑えます。

納棺師のお仕事。遺体を丁寧に拭いて最後に化粧をして綺麗にして送り出す。お葬式には何度か行ったことがありますが、このような儀式は一度も見たことがありません。葬儀屋とは別にこういうお仕事があることすら知りませんでした。

最初に笑いが多かったと書きましたが、大悟にとって最初の仕事のシーンは正直笑えなかったです。死後2週間が経過して強烈な腐敗した匂いの漂う、そして彼がおそらく初めて目にする死体。どんな遺体であろうと納棺師はその遺体を綺麗にしなくてはいけない。これは本当精神的にもキツイ仕事だな、というのをこのシーンで最初に植えつけられます。確かに綺麗な遺体だけのシーンだったら、納棺師の仕事の辛さのようなものは伝わってこなかったので、こうやってさらっと大変さを映し出すのは上手い演出だと思いました。そしてこういう死に立ち会うこともきっと少なくないんではないかな、と思いましたね。ずっと優しくて結構適当な感じだった社長の「しっかり持て!」はその仕事のプロだということを痛感させられました。

でもそれ以降は綺麗な遺体しかでてきませんので、この仕事辛っ!って思ったのは最初の遺体の時だけだったかな。

成り行きでついた納棺師の仕事。しかし大悟は自然にこの仕事にやりがいを覚えていきます。だけど周りはそうではなかった。私は納棺師という仕事をこの映画で初めて知りましたが、映画から知ったからか、「遺体を綺麗にして送り出してあげるとても素敵な仕事」というイメージを最初に持ったんですよね。だからこの仕事にこんな偏見があるなんて驚きでした。

「人の死を商売にしている」ことで、「あんな仕事」と言われてしまう。大悟の仕事内容を知った妻の美香からは「汚らわしい!触らないで」と言われてしまう。でもこのシーン、予告で何度も観ましたけど、実際劇中で観てもなんでそこまで言うの?って思っちゃいましたよ。汚らわしいっていっくらなんでも言いすぎじゃないか?

でも誰に何と言われようと大悟は納棺師を辞めたいとは思っていない、むしろこのまま続けていきたいと思ってるんですよね。やりたくて就いた仕事ではないけれども、きっとそこにはこの仕事からしか得られない何かがあるのだと思いました。そしてそれは自分の母を看取れなかったこと、父と疎遠になってしまっていることも関係してていたのではないかと。

仕事に誇りもやりがいも持ってるのに人に卑下されてしまうことを、反論するわけではなく仕事でみせる姿が本当にすばらしかったです。

また映画の中にあったように、遺族の方から感謝されることも多いのではないかと思います。人生の最後の最後には、私も大悟や佐々木社長のような方に納棺を頼みたい!と思いましたから。

そして実際、納棺師の仕事を見下していた人たちも、彼らの仕事を目の前で見て逆に尊敬の眼差しに変わっていきます。そりゃそうだよね、あんな優しく丁寧に遺体を扱ってくれる姿を見たら、やっぱり素敵なお仕事だって思うし、誰でもできる仕事ではないように思います。

ともかくモックンの落ち着いた演技が素晴らしかったです。そしてモックンと山崎努が絶妙な笑いを取ってるんですよね~。これはさすがです。二人のシーンで本当何度も笑わされました。後半の笑いでは「旨いんだなー、困ったことに」が結構ヒットでした。
また余貴美子や吉行和子の存在もかなりよかったですね。

そうそう、納棺師の仕事と同じく、石文もこの映画を観て初めて知りました。最後の石は読めすぎる展開で残念ながら感動できませんでしたが、大悟が語ってくれる石文のお話も素敵でした。

後半は会場のあちこちから鼻をすする音が・・・。でも私は泣けなかったんです。やばい??泣けなかった私は、きっとみんなは大切な人を看取ったことがあるから、そのことを思い返して涙してるんだ、と思うことにしました。

この作品、喜怒哀楽の感情すべてが本当に上手く取り入れられています。そのバランが絶妙。納棺師の仕事は”安らかな旅立ちのお手伝い”、死は終わりではなく、新たな旅立ち。”死ぬ”ことは怖くないと思えるし、大切な人が亡くなってしまったら、こうやって優しく丁寧に”ありがとう”と見送ってあげたい、そう思わせてくれる素敵な映画でした。

エンドロール中はずっとモックンの納棺技術が長廻しで流れていますので、そちらもお見逃しなく。

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masako

5.0おくりびと

2008年10月12日

泣ける

知的

幸せ

映画を見終わった後の感想は、私も死んだらあんなふうに納棺師に見送って欲しいと思いました。
出演者の演技がとても素晴らしくて、とても重い内容なのに暗くなく、今までこの仕事に対して偏見を持っていた自分が恥ずかしくなる話でした。
見終わった後に命の大切さと死ぬまでの間にどのように生きていくのかということを考えるようになりまし。

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naomi

4.5夫は、納棺師なんです

2008年10月10日

泣ける

知的

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shimo

4.5予想通りといえば予想通りだけれど

2008年10月7日

泣ける

笑える

死は誰にとっても避けられないことなのに、そこに携わる人々を低い存在と考えてしまう人、悲しいことではあるが、そうした考えの人が多い事も事実であろう。
死者を尊厳を持って送り出すことの意義を改めて考えさせられました。

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momongaさん