劇場公開日 2009年4月18日

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ミルクのレビュー・感想・評価

全42件中、21~40件目を表示

3.5コメントに困る映画ですね(笑)

2011年8月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

難しい

正直、コメントに困りますね。(笑)
同性愛を否定はしませんが、こうガツンと来られては。ハハハ(^^;

まぁ他にも世の中に沢山ある(あってほしくは無いけど)、差別や偏見との
戦いの一つとして観ると、その姿を心から応援していましたが
男同士の愛し合うシーンには、ガッツリ引きました。
(う~ん、これも偏見かな・・・)
でもそこがないと、真実味が薄れるのかも知れませんけどね。

あちこちと印象的な場面は多々ありましたが、その中でも
エンディングに一番驚きました。
あんなに呆気無く、抵抗する間もなく、彼が最後を迎えたことに。
しかも場所も場所。
公職である人たちが近くに沢山居る所で、ほんの僅かな隙にと
思うと、なぜ防げなかったか、なぜそのような状況に至ってしまったのか。
心から悲しくなりました。

そして、その全てのシーンを素晴らしく演じたショーンペーン。
ミスティックリバーの彼も良かったけれど、全く違うこの映画の
彼も、とても良かったです。

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くろすけ

4.0自分らしくがテーマ

2011年5月31日
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鑑賞方法:映画館

知的

観る前は「ブロークバック マウンテン」のような感動作を期待していました。正直、そんなレベルの作品ではありませんが、いろんなことを考えさせられる良い作品でした。ゲイについてはもちろんですが、人の生き方についても説いているそんな映画だと私は思います。

主人公はゲイでありながらも政治家となり、彼ら(ゲイ)の人権等のために戦ったアラフォー男、ハーヴィー ミルク。彼の波乱に満ちた生涯を描いた本作。

注目はキャスト陣による演技、メッセージ性のあるストーリーそして、ガス ヴァン サント監督のこの作品への執念です。特にメッセージ性のあるストーリーは観るものに訴えかけるものがあり、「ゲイであろうが何であろうが人間は自分らしく生きる事が大切である」みたいなことを主張しているのではないかと思います。ガス ヴァン サント監督自身もゲイであり、この作品には強い思い入れがあったのだと思います。男同士のキスシーンをリアルに見せ付ける等、監督のこだわりのようなものも感じました。

それから、演技についてですが、ショーン ペン、エミール ハーシュ、ジェームズ フランコそして、「イントゥ ザ ブルー」でポール ウォーカーと水遊びをしていたジョシュ ブローリンの気合の入った演技は良かったです。ショーン ペンは「フロスト×ニクソン」のフランク ランジェラ程インパクトはありませんが、完全にハーヴィー ミルクに成り切っていました。ミルクの物静かな一面が上手く表現されていたと思います。

さて、キスシーン等の衝撃度はどれ位のものだったかというと「ブロークバック~」のイニスとジャックが“長くて深い”とするならば、本作は“短くてあっさり“といった感じです。ただ、3秒ほど男同士による”オー○ル“があったのは驚きました。あのシーンは省いても良かったのではないでしょうか?これからこの作品を観ようと思っている方はその場面だけ目を覆う事をオススメします。

それから、この作品の弱点ですが、私は特にハーヴィーが初当選するまでの展開は長すぎると感じました。もっとコンパクトに纏めてほしかったです。それから、ハーヴィーの暗殺シーンは人によっては笑ってしまうと思います。ショーン ペンが背中から打たれた瞬間彼のドアップになり、周りがサイレントになるのですが、いかにもミルク自信が「イテエエエエエエ!」と言ってるようなあの表情はいただけませんでした。

しかし、自分らしく生きる事の大切さを描いた良作だと思います。「マーリー~」や「ダークナイト」のように何度も観たい映画ではありませんが、一見の価値はある作品だと私は思います。

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SAOSHIーTONY

5.0男が男を愛すること

2010年11月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

伝記映画ですが、それ以上に最高のゲイムービーです。
クライマックスでの“誇りに思うよ”という一言はまさに“男が男を愛すること”を表現した見事な台詞です。
他のゲイ映画では描かれなかったものをよくぞ描いてくれたという感じです。

またジェームズフランコがとにかく素晴らしい。
アカデミー賞にノミネートされなかったことが不思議でなりません。

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ゴリラ

5.0涙涙涙

2010年4月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

オスカー俳優のショーン・ペンの映画が1度でいいから、見てみたかった。
その、最初の作品が「ミルク」。
衝撃のラストには泣きました。
後、僕が思う名場面「人間は皆平等だ」。
にも、泣きました。
命を懸けた革命家の実話、挫折と苦労。
自分がゲイだとその人の気持ちになってあげられる、映画です。
ぜひ、お勧めします。!!

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ばなな

4.0ミルクだけが、ゲイの権利獲得に貢献したのではない

2010年3月26日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

1970年代、アメリカでゲイとして初めて公職者になったハーヴェイ・ミルクの実話をガス・ヴァン・サントが映画化。

ストーリーは、サンフランシスコのゲイ・コミュニティで中心的存在であったミルクが、政界に進出しゲイや市民の権利擁護のために戦うというもの。よく、真実は小説より奇なりなどと言うように、本作も元々の実話がとてもドラマチックな展開をもっています。ミルクの年譜をまとめるだけでもなかなかにおもしろいものになるでしょう。

ですから、本作の評価のポイントはストーリーよりもむしろ、その見せ方、演出にあります。そしてその点で評価してみると、本作は非常に上手い作品だといえるでしょう。淡々としつつも丁寧な描写で、物語も流れるように展開していく。さすがアカデミー作品賞ノミネート作だけあります。

本作でオスカーを獲得したミルク役のショーン・ペンの演技も上手いです。物語の盛り上がりに沿って、徐々に彼の演技にもアクセルがかかる。演技と作品が、お互いに歯車となってうまくまわっています。また、脇をかためるミルクの後援者(彼らもみな同性愛者)も魅力的。全員実在の人物で、現実にも活躍しているようです。

ただ、ラストは少しあっけなかった。ミルクの周囲の人々のその後であったり、社会一般の動きがもう少ししっかり描かれていてもよかったんじゃないでしょうか。それに、あまりに巧みな作品であったゆえに、心をどっと打たれるような衝撃もちょっと味わうことはできなかったかな。

しかし、演技もよいし見応えのある秀作には間違いないです。本作を観ると、実際のミルク本人についても知りたくなりますね。

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百もも

4.5闘えることが羨ましい。

2010年3月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

幸せ

今の日本には、マイノリティが一致団結して大きな運動を起こす気力すらなく、生き辛さを感じていても、あくまで個人の問題として自分の中だけで抱え込み、暴発してしまう人が多くなったように思う。

そんな時代の私から見ると、一致団結して体制と戦い抜くこの映画のマイノリティがとても羨ましく感じる。

なぜ今このテーマなのかと思ったのですが、何のために何とどうやって戦ってよいかさえ分からない現代に対する強いメッセージでもあるのかもしれない。

「希望がなければ生きている価値などない」。
使い古された古典的なセリフが逆に心に沁みた。

余談ですが、ミルクの恋人はいずれも若くて美形。
カリスマはやはり美しいものが好きなのか。

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yururi74

2.0伝記映画としては「いまさら感」が残りました

2010年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

寝られる

2008年アメリカ映画。128分。2010年の記念すべき1本目の映画は本作となりました(別に故意に選んでいるわけじゃない)。ゲイの市議会議員としてアメリカで初当選した実在のハービー・ミルク氏を描いた作品で、監督は観るのが久しぶりなガス・バン・サント、主演は(個人的に苦手な)ショーン・ペンでございます。

内容は、ゲイというマイノリティ市民だったハービー・ミルク氏が立候補し、当選、そして殺害されるまでの物語。伝記映画としては常套的な語り口となっています。焦点に当てられるのは、もちろんミルク本人の素顔。

たしかに「ゲイ」のみならず老人などのいわゆるマイノリティ市民に「市民権」を持たせようとした功績は尊敬に値するし、それが初めてならなおさら。ただし、これを「映画」として扱うには、その描き方が退屈。

勇気をもって立ち上がり、自由の獲得のために闘い、そして道半ばで倒れるという展開は、今の映画ではすっかり使い古された語り口。いくら題材が「ゲイ」という新しい切り口でも、映画にたいして目の肥えた人たちには、何の心にも響かないと思う。

このような語り方はいってみれば20世紀のサクセス(&アンサクセス)ストーリーで、「政治」の威信が揺らいできている21世紀に採用しても、ただ「昔懐かしい物語」で終わってしまっている気がする。

念のため断っておきますが、これはハービー・ミルク氏が悪いと言っているのではないのです。月並みな語り口でミルク氏をありきたりな偉人に終わらせてしまったことに、本作の元凶があると思いました。

悲しいかな、映画を観るということは、それが古典であれ最新のものであれ「新しい視点」を持つことが目的の一つにあると思う。この頭打ちしている時代で、なにか新しい世界にいける「切り口」が欲しいのだ。

ショーン・ペンは昨年のオスカーを取っただけあって、それまでのイメージを覆すなりきりぶりです。そして皮肉なことに、彼の真に迫る演技が、「ゲイ」に対してわたくしの心に余裕をもたらしてくれませんでした。つまり完璧すぎるのです。

何かを伝えることは難しいなと思わされた作品でした。

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あんゆ~る

5.0勇気のでる映画

2009年8月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

知的

今でこそファッションのように語られるゲイ文化ですが、マイノリティーが市民権を得るにはそれなりのストーリーがあるものだということに改めて感心しました。日本でストレートでいるとまず知りえない話ですからね。ゲイライフを楽しんでいる人たちは先人たちの険しい道のりや苦労をたたえて今ある自由に感謝するべきなんじゃないかな。ストレートの人たちにもゲイの人たちの気持ちにちょっとでも近づける気がするぐらいミルクのカリスマに魅せられます。ショーンペンはさすが。カメレオン俳優。

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funako

5.0たくさんの ミルクになれない者たちへ

2009年8月26日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

うろ覚えだが数年前、米国で男相手の痴漢常習犯が捕まった。妻子と孫ある議員、さらにゲイ排斥運動の急先鋒とか。
人は色々な顔を持つ。ショーン・ペンも、実在のゲイ活動家の顔を演じ分ける。
聴衆の前では不敵で確信的なリーダー。政治の舞台では、人脈と大統領選をも左右するマイノリティ票が武器の、したたかなやり手。
仲間うちでは、面倒見良く気さくな友人。恋人には、夢にかかりきりの薄情者。そして一人の時は、暗殺に怯える孤独な中年男。
ゲイの聖人と言われる主人公ミルクをありのまま。映画は、その手法が反勢力を刺激しすぎ、また逆差別を生みかねなかった恐れをも示唆する。
ただ70年代当時、ミルクを支持した人々は、必ずしもゲイばかりではない。
ショーン・ペンは腹の底から叫ぶ。「君達を勧誘する」「隠れるな」「愛する者に、本当の自分を知ってもらおう」
冒頭の議員は確か60過ぎ。若い頃、おそらく国のどこかで、ミルクの活動を見ていたろう。
認めたくない真実を、心のクロゼットから引っ張り出す。ゲイ・ストレートに関わらず世の中は、一生ミルクのような勇気を持てない者がマジョリティだ。もちろん私も含め。
だからこそ40年前、不惑のミルクの決断が、大勢の人々をとらえたのだと思う。握手を拒まれ道端で殴られ、家族に嫌われようとも、自分を嫌いになるなと。
希望をつかみかけながら倒れた男の物語。それでも普遍的だから響き続けるだろう。彼が好きだったオペラの歌声のように。

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マージョ

4.5監督がなにを描いて、なにを省略していいかよく分かっている映画

2009年8月2日
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

メジャー作品ではないがガス・ヴァン・サントが久しぶりに一流スタッフと作った映画。ゲイの政治家の映画をガス・ヴァン・サントが撮ったという先入観からすると、もっと力が入っていそうだがそうでもない。何より素晴らしいのはその取捨選択にある。やはり監督の興味は政治家としてのミルクよりも人間ミルクと彼を取り巻く人たちにあるようだ。ミルクの政治家としての位置付けなどは面倒くさいところは省略しているので市長や後任市長になるミルクの同僚などは影が薄い。市政委員という制度自体が日本人にはなじみがないし、問題が州単位だったり市単位だったりするのも分かりにくいが上にあげた理由で気にならない。ゲイの活動家としてははカミングアウトの効果を説くところが重要か。

俳優たちの演技は良い。ショーン・ペンのミルクはそれこそ先入観を覆すようなカワイイ笑顔に驚かされる。さらにはジェームズ・フランコの明るさとディエゴ・ルナの暗さの対比や若手俳優の適材適所も光る。しかしなんといっても裏ミルクとしてのダン・ホワイトの描き方が見事だ。ジョシュ・ブローリンもここ数年の突然のブレイクがフロックではないところを見せてくれる。これらを監督がうまく生かしていることが重要だ。これは俳優の力だけで引っ張ろうとした「レスラー」と比べるとよく分かる。

保守的なホワイトと進歩的なミルクという単純な比較だけではなくしがらみに縛られたホワイトとしがらみが少ないから目的のために妥協するところは妥協する。そこをしっかりと描いたからこそ、ミルク暗殺の場面をドラマチックにしなくても映画は生きるのだ。その辺は実は似ているところも多いショーン・ペンの失敗作「オール・ザ・キングスメン」と比べるとよく分かる。

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ant

4.0政治は勝つことより集めることが大事

2009年6月14日
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

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shimo

4.540年も前にミルクみたいな少数派を擁護しようとする人がいたんだなぁ…

2009年5月25日
鑑賞方法:映画館

知的

アカデミー賞2度目の主演男優賞のショーン・ペンは「アイ・アム・サム」ばりのなりきり演技かと思いきや、そうでもなかった。それより、ミルクの精神をさりげなく、でも奥深く演じていた気がする。ミルクはすご~くエラそうな人ではなく、みんなの代表みたいな感じで、あっさり公職につけた訳でもない。何度も落選して、それでもチャレンジして勝ち取った人だった。それを考えると、やっと公職につけたのに任期は短すぎた感じがする。残念だ。演技陣の中で意外によかったのは、ジェイムス・フランコだ。「スパイダーマン」のハリー役など、屈折した役柄が多いし、得意だと思っていた。しかし、今回はミルクを年下ながら大きな愛で包み込む役で、こんな役も演じられるんだと見直した。

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瑞

3.5秀逸な伝記

2009年5月18日
PCから投稿

完成度が高い映画。少年時代や兵役時代をバッサリ切り、背景をミルクの当選までの苦難、プロポジションとの闘いに絞った構成で、そこに恋愛や宿敵となる男との絡みもスキなく盛り込まれ、全く無駄がない。行進での怒りや熱気もひしひし感じ、活きの良い映画でもある。ガス・ヴァン・サント見事。

 印象的な車椅子の少年のエピソードはDLブラックのオリジナルであろうか。だとしたらオスカーも納得だ。

 ペンはミルクの仕草まで完璧に再現しているようだ。youtubeで見たらホントにソックリだった。でも、演説は力入りすぎ。『オール・ザ・キングスメン』と同じ。悪い癖だ。

 脇の演技も素晴らしい。ジョシュ・ブローリンの顔の不思議な構図が彼の不安定な精神を表していたと思う。

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The Dude

4.5事実は小説より奇なり。その2

2009年5月8日
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

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ぉゃっ

3.5なんびとにも、機会の平等がある

2009年5月1日
鑑賞方法:映画館

知的

ハーヴィー・ミルク氏は四度目の立候補で、
サンフランシスコの市制執行委員会に当選し、
ゲイ支援運動に尽力した。
その彼をショーン・ペンが演じ、
今年度のアカデミー賞主演男優賞に輝いた。
映画のエンドロールの部分で
実際のミルク氏を映していましたが、
ショーンは実に似せて演じていました。

40歳迄、ミルク氏はニューヨークで教師をしていて
ゲイであることを隠していたのですが、
ボーイフレンドが出来たことをきっかけに
カミングアウトして、羽ばたき始めます。
映画は40歳になった時から始まります。

彼等がサンフランシスコのカストロ通りで
権利を主張しはじめると、
反作用、ゲイ追放運動も起きます。
そんな時代のウネリのなかで、
彼は同胞達とゲイ解放運動を進めて行きます。

まぁ、コノヘンの感覚は、正直良くわかりません。
だとしても、なんびとも機会の平等は守られなければ
歪んだ世の中になってしまいます。
そんな事を思いながら何処か釈然としない気持ちで観ていました。
だから感情移入出来ず、乾いた気持ちで観ていました。

そんな気持で見ていた為なのか
それともストーリー自体が、
ミルク氏の行動を淡々となぞるだけだった為なのか、
彼や彼等の内面に迄は踏み込んでいない様な気がしました。

ただ、実在の人物に似せたつくりは非常に見ものです。
メガネをかけただけでエミール・ハーシュには
まったく気付きませんでした。

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カサキショー

4.5ショーン・ペンの演技に拍手^^

2009年4月29日
鑑賞方法:映画館

泣ける

さすが!本年度アカデミー賞主演男優賞受賞のことはあります!
ショーン・ペンの見事な演技。
本当にゲイかと思わせるくらいな
彼の表情や仕草は、まさに拍手もんでした^^

タイトルの「ミルク」って初め、何のことやら!?
・・・って不思議に思いましたが
ハービー・ミルク・・・彼の名前だったんですね^^;
実在の人物だったとは。。。
私は彼の存在は、全く知りませんでした。

ゲイの映画というと偏見な目で見られちゃう感じだけど
どんな人間も全て平等でなくてはならない!
そのことを強く訴えていた作品だと思います。
映画の中で
「自分とは違う人種と接する機会がなくてはいけない」
そんなようなセリフがあって
まさに今のこの時代に大切なことだと深く感銘しました^^

ただ、ゲイを強調するようなシーンが、思ったよりも多く・・・
そこはカットしても良かったような!?(苦笑)

とにかくショーン・ペンの迫真の演技!見ごたえありです(^o^)

        4月28日MOVIX伊勢崎にて観賞

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ゆりこ

4.5ペン氏のミルク。

2009年4月25日
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

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ハチコ

4.5ドキュメンタリーを観ているよう・・・

2009年4月9日
鑑賞方法:試写会

泣ける

知的

1970年代のサンフランシスコで、ゲイである事を公表し、その代表者として
公職に着いた市民運動家の、非業の死に至る8年間の軌跡を描いた作品。
随所に挿入された当時の映像と、ショーン・ペンをはじめとする出演者達の
渾身の演技によって、あたかもドキュメンタリーを観ているかのような感覚に
引き込まれました。

ショーン・ペンというと、『アイ・アム・サム』以外では、「街の顔役」のような
骨太の役柄の多い俳優さんのイメージが強かったので、当初、この作品の
情報を聞いた時には、ミルク役よりもダン・ホワイト役では?と訝ったもの
でしたが、物腰や仕草、オネエ言葉から髪の毛の先まで、まるでミルク氏が
乗り移ったかのようで、オスカー獲得は大々納得ものでした。

『ミルク』よりも3ヵ月前にアメリカで封切られた『トロピック・サンダー』の
ロバート・ダウニーJr.の台詞に「ショーン・ペンは『アイ・アム・サム』で
あまりにもマジに演じ過ぎたからオスカーを逃した」というのがありましたが、
『ミルク』で「マジに演じた」ショーン・ペンは主演男優賞に輝いたのに対し、
『トロピック・サンダー』で助演男優賞にノミネートされていたロバートの方は、
皮肉にもオスカーを逃しましたね~。。。

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キキョウ

5.0胸に迫る感動作! ショーン・ペンも凄いけど、周囲も素晴らしい

2009年4月1日
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

1970年代のアメリカで、ゲイであることとを公表した上で初めて公職に就き、人種や性別、年齢による全ての差別撤廃のために戦った実在の政治家ハーヴィー・ミルクの姿をドラマ化した本作は、本年度アカデミー賞で8部門にノミネートされたその事実からも、クオリティの高さに期待をしていた。

で、映画を観終えた際の率直な感想を言うと、しみじみと、そして静かに深く胸に突き刺さった。正直、ミルクの存在は知らなかったが、ショーン・ペンが演じるミルク、その人は、頭が良くユーモアもあり、そして何より勇気と優しさがあった人だと思う。当然、ダメな面もあり、例えば政治活動にのめり込むあまり、プライベートで大事な人との間に距離を空けてしまったりもするのだけど、その弱さも含めて人間的な魅力を大いに感じた。

役者陣では主演のショーン・ペンがとにかく素晴らしくて、オスカーを獲得したのにも大納得の熱演なのだが、彼を支えたジェームズ・フランコやエミール・ハーシュ、それからジョシュ・ブローリン、ディエゴ・ルナ、などなど、脇を固めたキャストのアンサンブルも素晴らしいので必見!

なお、主人公がゲイというだけで、観る事をためらう人もいるかもしれないが、それはあまりにももったいない。百聞は一見にしかず。試写の会場で目を真っ赤にはらしている人もいたので、騙されたと思って観て欲しい。ガス・ヴァン・サントの生涯の代表作になる1本だと心から思う。

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ダース平太

4.5ショーンペンやっぱ凄い

2009年3月29日
鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

俳優辞める辞めるって言いながら、しょっちゅうアカデミー候補になり、
今作で、アカデミー最優秀男優賞取っちゃうし。
サンフランシスコに行ったとき、ふと訪れたカストロ通り。
レインボーフラッグが立ってた。
カストロ通りにレインボーフラッグがあるのは、彼のおかげなんだなぁ。

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ぷらねっと