劇場公開日 2008年12月19日

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「浅くて中途半端に感じられました。」地球が静止する日 よしさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0浅くて中途半端に感じられました。

2020年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

人類の審判を行うために突如現れた異星人と、科学者母子が交流する物語。

一言で言えば、凄く浅い映画です。
映画のメインストーリーは、冒頭に書いている通りだと思うのですが、その為のエピソードが決定的に欠けていて、共感も説得力も感じられません。
異星人と科学者の緊張感のあるやり取りや、息子の心の傷をもっと丹念に描くとか・・・色々と考えられると思うのですが、殆どなし。

CGを使った戦闘シーン等は流石の迫力でしたが、時間を費やすのはそこではないでしょう・・・と思わずにはいられません。

「異星人との相互理解」と「CGによる戦闘シーンの迫力」。両方得ようとして、結果両方得られなかった。まさに「二兎を追う者は一兎をも得ず」の諺通りになった映画、という評価です。

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よし