劇場公開日 2008年6月28日

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「【心正しき貧乏な父子への宇宙からの贈り物ナナちゃんが起こしたミラクル。今作は、小さなお子さんが観ても面白いのではないかな。周星馳監督、良い作品を作るなあ。】」ミラクル7号 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【心正しき貧乏な父子への宇宙からの贈り物ナナちゃんが起こしたミラクル。今作は、小さなお子さんが観ても面白いのではないかな。周星馳監督、良い作品を作るなあ。】

2022年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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ー 今作は、チャウ・シンチー(周星馳)出演だから、カンフーSF映画かと思ったが、主役はチャウ・シンチー演じるティーの息子ディッキー(なんと、女の子だそうである。)で、カンフー映画ではなく、ハート・ウォーミングなSF映画であった。ー

◆感想<Caution ! 内容に触れています。>

 ・今作は、小さなお子さんと一緒に観ても良いかも知れない。

 ・苛めっ子たちに、揶揄われながらも一生懸命に、明るく生きるディッキーに、父ティー(チャウ・シンチー)がゴミステ場から拾って来た変な突起が付いた緑の玉。
 その玉がメタモルフォーゼして、ディッキーの願いを叶える様が、おかしくも良い。

 ・工事現場の事故で、亡くなってしまった父ティーに対し、ナナちゃんが命を懸けて行った事。
 - あのシーンは、絶対にウルトラマンに影響されているよね。-

<ラスト、苛めっ子たちとディッキーは仲良しになり・・。
 蘇生した父と優しき女先生が、結ばれるかと思いきや、そうは上手くは行かなかったりするのも、良い。
 エンドロールで流れる”Sunny"も、作品に合っている。
 周星馳監督、カンフー映画でなくても、良い作品を作るなあ。>

NOBU