007 慰めの報酬のレビュー・感想・評価
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新たなボンドガール像
どうやらあまり評価が芳しくない今作。
私はスカイフォール、カジノロワイヤルと順は違うにせよ007熱が最高値で見たので非常に楽しめた。
オルガ・キュリレンコの美しさは前作のエヴァ・グリーンとはまた違った質のもの。ボンドと肩を並べて闘うボンド・ガールってのも良いなと思った。またオルガ・キュリレンコはそのキャスティングにばっちりだ。
ただ敵役のマチュー・アマルリックの小粒感が半端なかった。
用心棒のかつらってのも正直要らない要素だったんじゃないかと。
しかしジャケットのボンドとカミーユが黒の衣装で凛と歩み、互いに違う方向を見ている。といったあたりに今作の全てが表されてるような美しさでそれだけでも良し!と言える。
やや失速気味か。
007シリーズ、カジノ・ロワイヤルの続編ということで、
「慰めの報酬」を観賞しました。
率直な意見としては、前作よりスケールダウンした感が否めない。
(カジノ・ロワイヤルがあまりによい傑作であったため、本作への期待も
相当高かったのであるが)
勿論、ダニエル・クレイグ演じる主役ジェームス・ボンドは
クールでそのアクションシーンも大好きではある。
あらすじは、ある組織グループがボリビアで悪事を企んでいるとの情報から、
英秘密情報部 MI6が動きボンドを任命する。
また、前作で心を寄せていた女ベスパーを死に追いやられたボンドであるが、
ハイチで出会った女カミーユもボンドを同じ心境を持つ。
組織を追うといった設定に、そういった過去・復讐心といった背景を交え
007アクションが繰り広げられる。
007続編のスカイフォールも必ず見たいと思う。
Quantum of Solace
007シリーズ第22作
『慰めの報酬』
前作『カジノロワイヤル』の続編にあたる作品。
なのだが
前作からあまりにも時間(制作)が経ちすぎて雰囲気がスゴく変わりました。
そこがちょっと惜しかったですね。
アクションは前作同様、血まみれになりながらあの手この手で殺そうとするリアルな戦いでした。
そして
遂に登場!謎の組織“クァンタム”
スペクターみたいなポジションなんですかね?(『スカイフォール』ではまったく話が出てきませんでしたが)
是非もっと物語に絡ませてほしいです!!(24作目と25作目はまたも前後編になるらしいのですが、これはやはりクァンタムが絡むんでしょうか?)
続編という事で上映時間はかなり短くなっていましたが、ヴェスパーの死を乗り越えられず苦しんでいるボンドの姿がきちんと描かれていて良かったです。最後はヴェスパー死を乗り越えた……ように振る舞いますがMにはお見通しでした。
余談ですが、何だかんだ言ってボンドを信頼し、心配しているM。バーナード・リーやロバート・ブラウンの時もそのようなシーンがちらほらありましたが、ジュディ・デンチのMの時は特にそういうシーンがあって、改めてスゴくいいキャラクターだなと思いました。
物語が終わると
前作には無かったあのガンバレル・シークエンスが!!
最後に持ってきたという事は、新時代の007(キャラクターとしての)が完成し、ここから007の物語が始まるという事なのでしょう!!
007新シリーズ
これからとても楽しみです!!
『慰めの報酬』
4.0とさせていただきます!!
守りに入って中継ぎになってます。
期待していたんですが、いま一つ面白くなかった。
前作「カジノロワイヤル」は新しいボンドを作るということで、いろいろな新しいことをやっていて面白かったんですけど、今回のは完全に守りに入ってます。
前作から1時間後という設定なので当然ですが、前作をかなりひきずっていて、前作を見ていなければついていけないと思います。
私は見ていましたが、かなり前なのでうろ覚えで、特に外国の人なので顔と名前が一致せず、ついていくのに苦労しました。
愛する人の復讐とか言われても、連続で見ていなければ、感情移入は難しいでしょう。
前の方も書かれていますが、これを見にいくのであれば、前作を見ていたとしても、直前にもう一度見直していった方がいいと思います。
あと、ボンドはそれなりにかっこよくて、アクションもそこそこなんですけど、悪役がかっこわるくて弱そうだったのが残念でした。
謎の組織の幹部らしいんだけど、続編を意識しているせいかこの謎の組織というのがよくわからず、(だから謎なんだけど・・)利用されるボリビアの将軍も出てくるんだけど、これも兇暴なだけでかっこわるかった。
結局、誰と戦っているのかよくわからず、ボンドガールの復讐のお手伝いみたいなところがメインになっていて、終わり方もすごく中途半端でした。
この映画は前作の続き、次回作のつなぎというところのようですので、あまり期待せず、ボンドのかっこよさとアクションを楽しむぐらいの気持ちで行った方がいいと思います。
二十二作目 前作よりの続き
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
以前観た時には『カジノロワイヤル』と繋がっていたのにその内容をすっかりと忘れていたので、内容があまり掴めなかった。そこで2017年に改めて『カジノロワイヤル』と共に連続で観直して書き直してみた。
前作に引き続き今までの007と随分と違う。ボンドは気の利いた冗談は言わないし女たらしでもないし、いつもしかめっ面で復讐一筋・任務一筋な働き者になっている。クレイグ版以前の一時期の過去の作品群は娯楽を追求するあまりに派手で軽くなりすぎていたと感じていたこともあり、この新しい演出は007の質感を高めることに成功している。
しかし同じような軽くはない活劇中心路線でも、前作『カジノロワイヤル』のほうが物語に深みがあったし面白かった。前作であれだけ引っ張ったヴェスパーの話の結末が、もっとはっきりと描かれるのかと思ったらそうでもなくてすっきりしないのがあった。物語の内容よりもとにかく派手な活劇が中心になったが、その分物語が薄味になっていた。
ミスった…
ミスってしまった😲💧
なぜかというと前作のカジノロワイヤルを買わずにみてしまったからだ…
これまでの昔の作品をみてたのでまあ大丈夫だろとおもったら大間違いだった 前作をみないと全く意味わからない内容。しかも ミスターQがいないだと!? 遊び心全くありませんでした(笑)
アクション自体は超本格的でトランスポーターみたいというよりはボーンアルティメイタムみたいなアクションだったかな
まあ前作見てないんで内容さっぱりですわあ(笑)
んにしても変わったなあ〜007 ものすごく昔と変わってる事はいえる
とにかくカジノロワイヤル買わなければ
友情物語!?
シリーズ初の続編もの。
監督が前作から変更になりカット割りも激しく、少し分かりづらいです。
でも、今回もボンドが孤立しつつ信念を貫き、前に進み続けます。
個人的に6代目ボンドの新シリーズは、米CIAの工作員との友情物語だと思っています。次回作にも登場希望!!
また、ベテラン工作員の意外な結末も…
劇中、「米中が争い、ロシアが資源を売らず…」「今や悪役の方が交渉できる」のセリフにおけるMI6のジレンマは、
ここ日本の立場にもあてはまります。
今回で新生ボンドの誕生劇はひとまず完結。 次回も大暴れを期待しています!!
007の新たなミッション
この作品が製作されることを聞いたとき素直にこう思いました。前作「カジノ ロワイヤル」が“ジェイムズ ボンドが007になるまでの物語”ならこの作品は何なのでしょうか?ファーストミッションと考えればいいのでしょうか?そして、もし第1作目「007/ドクター・ノオ」以前の語だとするのならどうしてあんなに情報技術が進歩しているのでしょうか?まったくわかりません。まあ、それはともかく・・・
今回の敵はある組織に所属するドミニク グリーンという男。
南米・ボリビアの砂漠の下に眠っているとされる天然資源(水)を不正な手段で手に入れようとする彼の企みを007がどう阻止するのかがポイントになっているようです。
注目はダニエル クレイグとMを演じるジュディ デンチの演技でくらいしょうか?
前作「カジノ ロワイヤル」に引き続きダニエル クレイグはとても魅力的なジェイムズ ボンドを作り上げていて、彼のファンであれば大いに満足する事でしょう!特に女性ファンはMによってクレジットカードをキャンセルされた時の空港職員(?)への対応は必見です。私としては彼がバイクを使って陸から船へ飛び移るシーンとエレベーターでのシーンが好きでした。それから、ジュディ デンチはさすが大女優といった感じですね。貫禄があるというか何と言うか、とにかくよかったです。
しかし、見終わった後に多くの疑問が残ったのも確かです。例えば、なぜカーチェイスやボートチェイスの時に空撮が1度もなかったのでしょうか?なぜオルガ キュリレンコのキャラクターがあのタイミングで“車に乗って”と言って現れるのでしょうか?ドミニク グリーンが水を手にした後一体何がしたいのでしょうか?なぜあの建物の中にあれだけの爆薬が仕掛けられていたのでしょうか?等多くの疑問が残りました。それから、残念だったのは今回のボンドガールが演技派女優ではなかったということです。映画の後半に彼女が演じるキャラの過去について語るシーンがあるのですが、あまり役に入りきれていなかったような気がします。まあ、メリル ストリープをボンドガールにするわけにもいきませんし・・・。(笑)
まあ、結論としてはダニエル クレッグファン以外はレンタルで十分でしょうかね。新鮮な驚きや衝撃の展開があるわけでもないですし・・・アクションシーンも今までの007作品よりわかりにくいですし・・・。予告編でダニエル クレッグが砂漠のド真ん中でマシンガンを構えるシーンもないですし・・・(!)
もう一人のボンド
カジノロワイヤルを観て後にすぐこの作品を鑑賞。はじめダニエルクレイグを観た時、悪役顔だなと感じ、いままでのボンドとは遠い印象の俳優だと感じた。しかし考えてみるとスパイが善玉というのも変な話だし、リアルスパイという意味では、いままでのボンドがあまりにもファッショナブルに過ぎたという気にもなる。
ダニエルボンドは、これまでのボンドよりもジョークの要素が少なく冷淡で無愛想な印象があり、あまり英国紳士的な優雅さはないが、いままでのボンドよりも人間臭く親しみを感じる側面もある。総合してみると、彼以前のボンドとダニエルボンドとはある意味別人と考えてもいいのかもしれない。
作品的には、良くできている。彼になってからのほうがシリアスな要素が強くなった分、エンタメアクション映画的な要素よりも、スパイ映画としての魅力と要素が増したかもしれない。
現在、配給会社の資金難で無期限製作延期らしいが、今後の作品も是非観てみたいと感じた。ラストで、ボンドがロシアへ行き、復讐らしきことをするシーンがあるが、そこだけちょっと意味が分からなかった。近々にもう一度観てみたい。
今後のボンドの成長が愉しみ
2009年の口開けにぴったりの作品。
かつて007、緊迫したスパイ活動を支えていたものは優雅さとユーモアだった。ゆったりと伸びる重低音が印象的なジョン・バリーのスコアも、007特有の雰囲気を盛り上げるのに不可欠な要素だった。が、反面、ボンド役が代わるごとに荒唐無稽さも目立つようになり、アクション映画の先頭を走っていたシリーズもいつのまにか後方に置いて行かれてしまっていた。そんな状況を一発で軌道修正したのが新ボンド、ダニエル・クレイグによる前作「カジノ・ロワイヤル」だった。痛いほどの格闘、そして旧作ではほとんど描かれたことがない拷問もある。敵のボスと遭遇しても、以前のような戯言の応酬はない。即、命懸けの闘いとなる。新007を支えるのはスピードとリアリズムだ。音楽も引き締まったタイトなサウンドとなり、効果音も高音域を開放したキツイものとなった。さらに、今作は106分という、昨今の大作としては異例の短さだ。無駄な贅肉を削ぎ落とした新ボンド・シリーズ、今後の楽しみは、徐々に優雅さとユーモアを身に着けていく過程かもしれない。
劣化版ボーンシリーズ
ダニエル・ボンドはかっこいい。
これは、もう、疑いようのない事実だ。
スーツの着こなしのカッコよさはダントツだ。
もう、歩いてるだけで、かっこいい。
前作、「カジノ・ロワイヤル」のオープニング(タイトルロール)が、あまりも良くできていたので、今回の唐突なオープニングにはちょっとがっかり。
そういった意味では作品全体が、冗長なアクション映画になってしまい、ボンド映画と言えばボンド映画だが、よく出来たジェイソン・ボーンシリーズを観てしまうと、ハラハラドキドキ感や痛みの伝わる格闘シークエンスなど比較すると、どことなく劣化版ボーンシリーズのようである。
残念。
『カジノロワイヤル』も含めて
007マニアのタランティーノが熱望したシリーズの原点の全貌がついに完成した
ジェームズ・ボンド誕生の物語 そして 前編・後編という
【シリーズ初の『キル・ビル』的2部構成】
『カジノ~』ではボンドが【00(ダブルオー)】へ昇格するところ
から始まり 上司のMに怒られながらもアウトローで無鉄砲な
新人エージェント時代のヤンチャっぷりが描かれる
『慰め~』は前作の1時間後からスタートし
アストンマーチンDBSによるブッ飛んだカーチェイスから始まり
愛した女性の【復讐】に突っ走るボンド
この展開は『消されたライセンス』以来の暴走ボンドが
ガンガン悪の組織を追い詰めていくので気持ちがイイ
拳銃も『トゥモローネバーダイ』以来の【ワルサーPPK】復活
『ゴールドフィンガー』の金粉まみれの死体を彷彿とさせる
【オイルまみれの死体】まである
とにかくMの言うことなんか無視してアグレッシブに攻める姿勢は
シリーズを通して同じなんだけど 若さゆえの失敗もあったり
未経験ゆえの危機もあったりで まさに【スパイの成長物語】
『慰め~』でも重要参考人を追い詰めたら【殺す】
とにかく殺しまくって またMに怒られる
この 手の付けられない新人スパイが独断で突き進む展開が
ラストで効いてくる ラストへの伏線になっている
なんとビックリ 長年の007シリーズのオープニング恒例の
【銃口=ガンバレル】(頑張れる じゃないっす)
のシーンが・・・ラストにある!!
『慰め~』のラストで最も殺したかった人物を殺さなかったボンドが
ワンランク上のスパイへと成長したという意味だろう
これで次回作から少し大人になったジェームズ・ボンドの前に
新たな巨悪が現われても【頑張れる】だろう!!
ただのアクション作品
007シリーズと言えば最新秘密兵器、スマートなアクション、ボンドカー、など・・・定番ですが、ジェームズボンドがダニエルクレイグに変わってからは意味不明なストーリーと肉体アクションだけになってしまい、もはや007じゃなく普通のアクション作品になってしまった。
007シリーズを全て観ている訳じゃないし、そんなに新作を待ち焦がれるほどじゃないんで、ジェームズボンドに執着しているんじゃないんで楽しければいいと思うが、シリーズのファンはどう思っているのだろう?
私個人的な意見としたらボンドカーとボンドガールだけは必要以上に凝って欲しいの願望。今回のボンドガール、オルガキュリレンコはヒットマンと言う作品で観ていた為魅力ありと楽しんでいたのに、ボンドガールの役目は出来てなかった様に思う。オルガキュリレンコが悪いのじゃなく魅力を引き出せなかった監督、脚本家に難あり。
次もダニエルクレイグでやるんだろうなぁ~肉体アクションはいいとしても、ストーリーをお願いしますよ。ピアースブロスナンが懐かしい。
超人的なのに人間くさいところがいいのに!
前作カジノロワイヤルのような鬼気(危機)迫る人間模様が表現しきれていない感が残念!、心の奥の触られたくないところをもっとみせてほしかった。アクションやロケ地は前作同様見ごたえ有り、おしゃれでかっこいい。
前作が良かったのに。。。
映画館で観れず残念な気持ちを抑え、やっとDVDで観ることができました。前作以上にアクションシーンは強烈で前半は息をつく間もないシーンの連続でした。ただ、全体を通して、今回は話が分かりづらく、敵もあまり、迫力のある俳優さんでないし、展開やシーンの切り替えがざく切りなため、観ずらい印象が残ります。Mは登場し過ぎだし、結局どんな悪いことをしているかというのが、描かれてないので、敵のすごさとか悪っぷりがわかりにくいまま、進んでいってしまった感があります。前半のアクションシーン(ボンドがスパイを追いかけるシーン)は前作のカジノ~の追いかけるシーンと少し被ります。ともあれアクション映画としては楽しめると思います。
どれがジェームズボンド?
期待がで大きかったためかちょっと期待外れ
気に入らない点は3つ
1.最初、どれがジェームズボンドだかわからない
おじさん、アルチューハイマーはいってきているので、俳優とか覚えないんですが、ショーンコネリーとかロジャームーアとかじゃないので、
どれが、007かわかりません
2.アクションシーンのカット割りが異常に多い
めまぐるしくカットが変わって目が回る。落ち着きが無い。
3.やっぱり落ちが・・・
なんか落ちが期待していたようではなく・・・・・
もう一度鑑賞したらスコア&レビューが変わるかも
もういちどDVDを借りてきて鑑賞する必要がありそう。
正直なところ、何をしてるのかわからなかった。
直前でカジノロワイヤルを再度見ておけば良かったと思うが、
そんなこんなで期待していたほど面白くなかった。
カジノロワイヤルと比べてアクションのドキドキ感も
薄かった気がするし、
ボンドの無茶っぷりを紹介するだけともとれる展開に、
私は刺激が感じられなかった。
『脈無しだ』
スピード感溢れる
冒頭からのカーチェイスアクション。高価な、憧れのアストンマーチンがボロボロになってもったいないと思いつつ、InitialD並みのドライビングを見せる。そこからは息つく暇も見せないほどのスピード感であっという間にエンディング。007はショーンコネリーでないと、とかいろいろ言う人あれど一度御覧あれと言いたい。
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