劇場公開日 2009年1月24日

「家族はお互いに守りあわなければならない」誰も守ってくれない casiopeaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5家族はお互いに守りあわなければならない

2015年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

あっという間の2時間だった。一人の殺人犯のために苦悩する家族。それも加害者家族を取り上げて映画にするといった考えは素晴らしい脚本である。いつも被害者家族を中心に描かれる場合が多いがこの映画は違う。マスコミ、ネットオタクの異常な行動、まさに現実にあってもおかしくない描写、震え上がりました。「どんなに辛くても嫌であっても家族はお互いに守りあわなければならない、それが生きるということ」とても当たり前だけどなかなかできないことだ、と考えさせられた。

casiopea