ワンナイト・イン・モンコック

劇場公開日:

解説

香港一の繁華街・旺角(モンコック)を舞台に、ヤクザ組織の抗争とその終結に乗り出す警察の対立に巻き込まれる青年を追った香港ノワール。監督は「つきせぬ想い」のイー・トンシン。主演はテレビドラマ『李歐』のダニエル・ウーと、「マッスルモンク」のセシリア・チャン。監督は「つきせぬ想い」のイー・トンシン。

2004年製作/110分/香港
原題:旺角黒夜/One Nite in Mongkok
配給:ファイヤークラッカー、真空間
劇場公開日:2005年6月25日

ストーリー

喧騒と暴力が渦巻く街・旺角(モンニック)。チンピラ同士のいざこざからこの街を仕切る2大組織は対立を深めていく。一方の組織のチンピラ・ファイ(サム・リー)が、もう一方のボスであるティムの息子を殺してしまい、この街の緊張度は極限に達していく。そしてティムは、ガウを抹殺するために中国本土から殺し屋を呼び寄せる。タンタン(セシリア・チャン)は中国・湖南省から出稼ぎに来ていた売春婦。ビザが切れるのを契機に故郷へ帰ろうとしていたが、タチの悪いヤクザに暴行を受け、偶然に居合わせた男に助けられる。男の名前はフー(ダニエル・ウー)といい、彼こそがティムに呼び寄せられた殺し屋だった。フーは請け負った仕事のためにこの街へ来たのだが、本当の目的は、この街で音信が途絶えてしまった恋人を探すこと。そして、ある事件に隠された真相を知ることだった。ミウ警部(アレックス・フォン)は過去に扱った事件の影響で、仕事に対する熱意を失い、私生活も破綻しかけていた。ティムが殺し屋を雇ったという情報をタレコミ屋から得たミウは、抗争終結のために大掛かりな掃討作戦を開始する。コードネームは「旺角黒夜(ワンナイト イン モンコック)」。目的はふたりのボスとひとりの殺し屋を逮捕すること。運命の夜。偶然にも出会ってしまった者たちの終焉が迫っていた。

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映画レビュー

4.0熱い夜、冷たい街。

2017年9月12日
Androidアプリから投稿

夜の繁華街モンコック、ギャング、刑事、殺し屋、娼婦、混沌とした熱い夜、そこから始まる終焉の36時間。

明るく活気があるが、冷たく恐ろしい闇がそれぞれの人生を飲み込む。

イー トンシン監督の、熱く激しく、擦りきれて終わってくアクション映画は、熱中もするが、とても心が冷える。

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