ワンダフルデイズ

劇場公開日:

解説

環境汚染でエネルギー資源が枯渇した22世紀の地球を背景にしたSF 3Dデジタル・アニメーション。韓国で制作費13億円、5年の歳月をかけて製作され、『新世紀エヴァンゲリオン』を制作したクリエイティブ集団ガイナックスが初配給。声の出演は山寺宏一、『デ・ジ・キャラット』の真田アサミ、NHK教育テレビ『ハングル講座』の人気韓国人俳優パク・トンハ。監督は、CMやドラマを手がけてきた映像作家キム・ムンセン。

2003年製作/90分/韓国
原題:Wonderful Days
配給:ガイナックス
劇場公開日:2005年4月23日

ストーリー

西暦2142年。地球は常に厚い雲に覆われていた。かつては、この雲の向こうにまばゆい太陽の光が降り注いでいた。しかし、人類が引き越したエネルギーをめぐる大きな戦争が天候に影響を及ぼしたため、地上は昼でも常に薄暗かった。輝かしい光が射し込む日は“Wonderful Days”と呼ばれ、人々の希望の象徴だった。大気汚染にさらされエネルギー不足に悩みながら、それでもなお、人類の争いは止まることはなかった。選ばれた者たちの都市エコバンと、エコバンに住むことを拒否された者たちの町マールでの生存をかけた闘いは、激化の一途をたどっていく。マールの抵抗組織で活動する青年スハ(声の出演:山寺宏一)は、かつてエコバンで暮らしていた。しかしある時、友人シモン(横堀悦夫)の策略にあい街を追われ、今はエコバンを敵に回している。エコバンの心臓部の潜入に成功したスハの前に、エコバンに残した恋人ジェイ(真田アサミ)が現れた。彼女は、スハが以前に「いつかこの世界に青い空を見せてやる」と、約束した相手だった。だが今や、ジェイはエコバンの警備を担当する者。敵として対峙したふたりの心は、激しく揺れる。そしてまた、ふたりの愛を憎しみと嫉妬の目で見つめるシモンの姿があった。スハとジェイ。戦火に引き裂かれたふたりは、もう一度青い空を一緒に見ることができるのか?

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