劇場公開日 2005年4月29日

「全体の空気感が良い。」ベルリン、僕らの革命 okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0全体の空気感が良い。

2019年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ちょっとした驚き。なんの期待もなく見たが良作。全体の空気感が良い。

前半の閉塞的な印象から、一転して後半誘拐してからの開放的な印象に変っていく、流れが見ていて気持ちがいい。それを大きく崩すことなく最後まで行くので抜けがいい。
展開としては、もう一度バッドに振る裏切りも一つの選択肢としてあったと思われるが、それをしない。

それはこの作品の芯の部分、どこか青臭いながらもアナーキーで純粋な若者の精神を描くという意図があるからだろう。現実的ではないところあるが、そこは譲らないという。

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okaoka0820