Bridget ブリジット

劇場公開日:

解説

カンヌ国際映画祭をはじめヨーロッパで好評を博した「ファストフード・ファストウーマン」のアモス・コレック監督と、女優アンナ・トムソンのコンビによるドラマ。どん底に落ちた女性があらゆる困難に立ち向かい、懸命に生き抜く姿を描く波瀾万丈のサクセス・ストーリー。

2002年製作/90分/アメリカ・日本合作
原題:Bridget
配給:ワイズポリシー
劇場公開日:2005年4月9日

ストーリー

10年前、ブリジット(アンナ・トムソン)はある事件をめぐって、夫のフレッドを殺害される。命からがら、赤ん坊だった我が子クラレンスを抱きかかえ、路上へと逃げるブリジットだが、警察への通報の最中、車にはねられてしまう…。こうしてブリジットの酒浸りの日々が始まった。クラレンスのことは片時も忘れたことはないが、母親失格の烙印を押され、愛する息子は施設に。満足に会うことさえままならず、夜になると路上から窓越しに、部屋ではしゃぐクラレンスを見つめるだけだ。そんなブリジットにとって唯一の夢であり希望は、クラレンスと一緒に暮らすこと。そのためには、手段を選ばない。ある夜、ハロウィンパーティに参加したブリジットは、マスクで仮装した見知らぬ男に誘拐されてしまう。怪しげなロフトの中で、友人のジェッタとともに全裸で腕立て伏せをさせられるブリジットだが、彼女より先にバテたジェッタは、無惨にも銃殺されてしまった。結局、ブリジットは6時間監禁され、明け方のマンハッタンに全裸のまま放り出される。このことが原因でタイピストの仕事をクビになったブリジットは、マンハッタンの川向こうに引越し、女性オーナー、ジュリー(ジュリー・ハガティ)の同居人となる。新しい仕事に、スーパーのレジ打ちを見つけた。ところがジュリーがレズビアンであることが判り、おまけにどうやらブリジットに好意を抱いているらしい。しぶしぶ彼女とキスしてみるブリジットだが、あいにくそちらの趣味はなく、今度は海兵隊出身の初老の男性スリム(マーク・マーゴリス)のアパートの一室を間借りすることに。そんなある日、スーパーで働くブリジットの前に、ピート(デヴィッド・ウィック)という青年が現われ、彼女に「世界一青い瞳だ」と言い残して、去っていった。数日後、ジョン・ホーク(アーサー・ストーチ)と名乗る初老の男が、ブリジットを訪ねてスーパーにやって来た。シカゴ在住のホラー作家のホークは、ピートの父親だという。そして、「少し知的障害のピートがブリジットにひと目惚れしてしまった、もし彼と5年間、結婚生活を送ってくれたら、100万ドルを譲渡する」と提案される。クラレンスと一緒に暮らすための大金が必要なブリジットは、しばし悩んだ挙句、ホークの申し出を受け入れる。ピートと結婚し、彼の住む邸宅で新生活を始めるブリジットだが、昼間は相変わらずスーパーのレジ打ちを続け、夜になるとポルノショップに通い、覗き部屋のストリッパーとして働き始める。さらに手っ取り早く大金を稼ごうと目論むブリジットは、スリムのコネを頼ってレバノンのベイルートに飛ぶ。コカインの密輸に手を染めようというのだ。ところが取り引き相手であるモハメドは、ブリジットにコカインどころか小麦粉の入った砂の詰まったスーツケースを渡し、部下にブリジットの殺害を命じる。機転を利かせて何とか命を救われたブリジットだが、今度は徒歩でイスラエルの国境を越えようとしているところを国境警察に捕まってしまう。本来は強制送還のところだが、またもブリジットの愛嬌が、彼女の危機を救った。こうしてエルサレムの嘆きの壁に辿り着いたブリジットは、ひとりの老人と出逢い、こう予言される。「今日で君の人生は変わる。今まで混乱の淵にあったが、これからは強くなって、目的を果たすだろう。善が悪に打ち勝ったんだ」。果たして彼女の旅の結末は、どのような顛末を迎えるのか?

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5したたかなママさん。

2014年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

興奮

知的

幸せ

フランス映画らしいテイストと話のふれ方。
バイオレンス、エロスが入り混じり、
人の悩みが交差する。
あまり、こういった作品は観ないのだが、
まあ、これはこれでありかなと。
難しい役所をアンナ・トムソンが
セクシーで少しとうがたった年で
演じています。
最後のオチがフランスっぽいね。

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としぱぱ
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