底抜け便利屋小僧

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解説

「底抜けもててもてて」につづきジェリー・ルイスが脚本・監督・主演を受けもつコメディ。脚本にはビル・リッチモンドが参加。撮影はW・ウォーレス・ケリー、音楽はウォルター・シャーフ。出演はルイスのほかブライアン・ドレンビー、ハワード・マクニーア、新人パット・ダールなど。製作はアーネスト・D・グラックスマン。

1962年製作/アメリカ
原題:The Errand Boy
配給:パラマウント

ストーリー

ハリウッドのパラミューチャル映画撮影所の頼りになる男?モーティ(ジェリー・ルイス)は社長T・P氏(ブライアン・ドンレヴィ)の壁紙貼りの仕事場から呼ばれる。会社経営の能率向上に頭を痛めるT.P氏は姉の助言で、モーティに従業員のサボリを探らせることにしたのだ。モーティは言われるままに“便利屋小僧”になった。最初の仕事は社長にお世辞を使うスニーク(ハワード・マクニーア)から仕事の捗り具合の報告をもらって社長に届ける役。ある日、モーティは撮影したフィルムを全部オシャカにしてしまうというヘマをやった。これを初めとしてモーティは次々とヘマをやった。西部劇の舞台を台なしにし、録音機をぶちこわし、果てはインディアンの酋長やドイツのスパイに化けて即興劇をやって人々を驚かしたり……。そこで社長もデクスター氏もすっかり呆れ、他の「便利屋」を探すことに一致した。ところが「お前はクビだ!」と宣言する前にモーティは丁度ひらかれていた大女優のパーティに姿を見せていたため宣言はお客の手前、さしひかえられた。折も折、大女優はモーティに巨大なシャンペンの瓶から注いでくれるように頼んだ。大きな音とともにフタがあいたとたんシャンペンは出るわ出るわ、一同残らずシャンペンの暴風雨のごとき洗礼を受けて大騒ぎ。この光景を見ていた2人の第一線監督は腹を抱えて笑った。彼らはモーティにコメディアンの素質を認め、社長の一ケタ遅れた能率向上法を止めさせた。モーティは今やパーミューチャル映画の大スターである。

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