コウノトリの歌

劇場公開日:2004年8月28日

解説

ベトナム戦争を、ベトナム人の目線で描いたベトナムとシンガポール初の合作映画。実際にベトナム戦争に従軍した人々の証言も交え、ドキュメンタリーとドラマを結合して描く。

2001年製作/99分/ベトナム・シンガポール合作
原題または英題:Vu knac con co
配給:ギャガ=アニープラネット
劇場公開日:2004年8月28日

あらすじ

2000年4月29日、サイゴン解放25周年記念日の前日。従軍カメラマンとしてベトナム戦争を体験したベトナム人映像作家トラン・バン・チュイは、感慨に浸りつつ当時を振り返る…。ベトナム解放軍のキャンプで大勢の若者が訓練を受けている。左向け左ができない地方出身のマン。そんなマンに左向け左を丁寧に教えるメイ。一方ハノイ出身のバンには結婚を願う恋人ホアイがいた。隊長は“戦争は長引く”と言って、3週間の休暇をくれた。バンは急いで帰宅すると、すぐに愛するホアイと結婚式を挙げ、めでたく夫婦となるが……。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5 ほぼ再現ドラマ

2026年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

DVD邦題は『SONG OF THE STORK コウノトリの歌』。ベトナム戦争もののベトナム映画を何本か観たんだが、ほとんどが架空の小状況を描いた戦争映画で、1つにはたぶん予算の問題もあるんだろう。そんな中でこの映画は実際にベトナム戦争を経験した何人かのベトナム人の証言を元に作られたようだ。シンガポールでテレビの仕事に関わってきたジョナサン・フーと、ベトナム人のグエン・ファン・クアン・ビンの共同監督とのことで、確かジョナサン・フーが近隣国のことなのにベトナム戦争を何も知らなかったことに思い至り、ベトナム側に働きかけて製作したと聞いたような記憶がある。

実際にベトナム戦争を経験した人へのインタビューの後にそれを再現しつつフィクションも交えたドラマ部分が始まるという構成で、それが3人分ほど繰り返されるオムニバス的な映画なんだが、なんというかテレビで見かける再現ドラマのノリに近い。出来も正直言って再現ドラマレベルでちょっと期待外れ。ベトナム戦争映画は南ベトナムが舞台になることがほとんどなんだが、本作では北ベトナムも舞台として出てくるのが珍しかった。なおベトナム戦争映画の感想を散見すると、南ベトナム解放民族戦線(いわゆるベトコン)と北ベトナムを同じものだと思ってる人が結構いるようだ。まあ仕方がないのかもしれないけど……。

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