劇場公開日 1952年2月22日

「何をしても噛み合わないのに気にしない主人公」ハーヴェイ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5何をしても噛み合わないのに気にしない主人公

2013年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

総合:25点
ストーリー: 20
キャスト: 65
演出: 35
ビジュアル: 60
音楽: 60

 とにかく話が噛み合わない。他人のことなど気にせずいつまでたっても自分の歩調で話をし行動し続ける主人公に、彼の家族だけでなくて見ているこちらもちょっといらいらする。物語も精神異常者の話なのかファンタジーの話なのかはっきりしない。正面から問題を見据えずになんとなく誤魔化してぼやかしている。たとえちょっとくらい精神に異常があったとしてもハーヴェイと共に平和に日常を過ごしてくれていれば、精神病棟に行って非人道的扱いをされるよりはまし、そんなことが言いたかったのだろうか。主人公が病院でハーヴェイを医師に紹介しようとしても出来ない演出なんて笑えないコントのようだし、真面目なのか喜劇なのか全体に中途半端な内容であった。

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Cape God