ネレ&キャプテン 壁をこえて

劇場公開日:

解説

東西統一前のドイツで、ベルリンの壁を隔てて愛し合う若い男女を描いた青春映画。監督はこれが長編デビューとなるコニー・ヴァルター。脚本はこれが映画デビューとなり、「クリスチーネ・F」の主演などでも知られるナーチャ・ブルンクホルスト。出演はこれが映画デビューとなるアンナ・ベルトー、テレビ界で活躍するアントニオ・ヴァネクほか。ドイツ連邦映画賞2002最優秀撮影賞、サレルノ映画祭2002最優秀作品賞受賞。

2001年製作/102分/ドイツ
原題:Wie Feuer und Flamme(Never Mind The Wall)
配給:パンドラ
劇場公開日:2003年10月4日

ストーリー

1982年。ネレ(アンナ・ベルトー)は西ベルリンで生まれ育った17歳の少女。彼女は祖母の葬儀のため、ベルリンの壁の向こう側である東ベルリンに足を踏み入れ、パンク・ミュージシャンのキャプテン(アントニオ・ヴァネク)と恋におちた。しかし分断された街では会うことすらままならず、キャプテンの父親(ヘルマン・バイアー)は西の娘を受け入れることができない。彼の音楽仲間はネレに不信感と嫉妬を抱いている。やがて、キャプテンたちを国家反逆者として厳しく監視していたシュタージと呼ばれる秘密警察組織が、バンドの映像を西へ持ち出す役目を引き受けたネレを、東ドイツから追放処分にする。キャプテンは逮捕。二人は離ればなれになった。1989年。ニューヨークで働いているネレは、自殺したと聞いていたキャプテンが生きていることを知り、彼を訪ねて旅に出る。そして彼女は、自宅で大工仕事をしているキャプテンに再会するのだった。

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