劇場公開日 2003年2月1日

「サイおじさんに憧れて」ストーカー カメさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0サイおじさんに憧れて

2020年4月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.8
いわゆるストーカーの物語から、さらに人間の内側に踏み込んだ脚本。女性に対しての想いではなく、幸せな家族に対する執拗な想いと憧れ。赤ん坊の頃から見ていた子供への幸せを願う気持ち。主人公に共感できる部分が多く、逮捕される直前に言った「写真を撮っただけだ」という台詞。確かにその通りで、他人の写真を垣間見て所有する事への意味を問いかける。
デジタル時代には無縁となった現象のスタイル。写真とはその人間の過去や記憶を全て詰め込んだ分身。現像技師の歪んだ幸せへの想いを、とてもリアルに表現している。

カメ