トルンピ アントン・ブリューヒンの口琴新世界

解説

手のひらに入る小さなかわいい楽器、口琴。独創的な演奏方法で“電気口琴”などトルンピ（口琴）の新世界を次々と編み出す、口琴界の異端児、アントン・ブリューヒンの“トルンピ探求ロード・ムービー”。全編に流れるトルンピの響きが興味深い。

1999年製作／70分／スイス
原題：Trumpi
配給：巻上公一オフィス
劇場公開日：2001年10月20日

ストーリー

手製楽器やハーモニカで独特の音楽世界を創作しつづける音楽家、アントン・ブリューヒンが、小さな楽器、口琴（トルンピ）に出会った。その奇妙な音色のおもむくがまま、アントンはスイスの自宅を出て旅にでる。口琴音楽の盛んなシベリア、そして極東の大都会、東京へと旅は続いていく。行く先々で出会う友人や風景。見練れない景色と通じない言葉の国々で、口琴のどこか懐かしい音色に、人々の心は不思議と通じ合っていた。