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劇場公開日:

解説

ハリー・サンフォードとマックス・ラムの共作西部小説『エンポリア』をスティーヴ・フィッシャーが脚色し、R・G・スプリングスティーンが監督した。撮影はロバート・ピッタック、音楽はジミー・ハスケルが担当。出演はハワード・キール、ジェーン・ラッセル、ジョン・スミス、ウェンデル・コーリー、ブライアン・ドンレヴィほか。

1966年製作/アメリカ
原題:Waco
配給:パラマウント映画
劇場公開日:1967年6月24日

ストーリー

1880年代のワイオミング州。辺境の町エンポリアはジョー・ゴーア(ジョン・スミス)というボスに支配され、町に正義をもたらそうとして彼の凶弾に倒れる男は、あとを絶たず保安官もついに命を失った。そんな状況をみかねて、留置場に収容されているウェイコ(ハワード・キール)という拳銃の達者な男を即時釈放して、保安官にしたらどうかと町長に進言するものもいた。最初はとりあわなかった町長も、ある日自分の娘がカウボーイに乱暴されたのを知ると、やっとウェイコを釈放した。ウェイコには婚約者ジル(ジェーン・ラッセル)という美しい女性がいたが、彼が留置されている間に牧師のサム(ウェンデル・コーリー)と結婚してしまっていた。ウェイコはそれを知ると、町に正義をもたらそうという意気込みも消え失せた。そして代理シェリフを首にして、エンポリアの町を自分のものにしようと思いたち、昔監獄にいた時の仲間エイス・ロス(ブライアン・ドンレビー)を呼んだ。ジルはウェイコを尋ねて、町のために働くことを勧めたが、彼はとりあわなかった。一方ゴーア一味はウェイコと彼を兄の仇と狙うジェナー兄弟を殺して町をのっとる準備をしていた。また、子分を2人連れて町に来たロスは、ゴーアと戦わずに町を引きあげてしまった。いよいよゴーア一味が襲撃してくると、町の人々は必死に防戦した。牧師はウェイコをかばって重傷を負った。ウェイコはその時心を動かされ、町のために働く決心をして見事、ゴーアを倒した。彼は町の人々の熱望に応えて、輝くシェリフのバッジを胸にするのだった。

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