ワイルド・サイド

劇場公開日:

解説

昼は銀行員、夜は娼婦の女、大物マネーロンダラーと彼の愛人、そして覆面捜査官の4人が繰り広げる愛憎劇を描いた異色ドラマ。監督は新鋭のフランクリン・ブラウナー。脚本は「デモン・シード」のドナルド・キャメルとチャイナ・コンの共同。製作はエリー・コーンとジョン・ラングレー、エグゼクティヴ・プロデューサーは「サーチ&デストロイ」のダニー・ディムボート、アヴィ・ラーナーとアンドリュー・プリファー、ダニー・ショートの共同、撮影はショーン・ムタレヴィック、音楽は現代音楽家としても知られるジョン・ハッセル、美術はクレア・ボーウィン、編集はフランク・マッゾラがそれぞれ担当。出演は「陪審員」のアン・ヘッチ、「デンバーに死す時」のクリストファー・ウォーケン、「レイジング・ケイン」のスティーヴン・バウアー、「ハンテッド」のジョアン・チェンほか。

1995年製作/アメリカ
原題:Wild Side
配給:ワールド・ピクチャーズ=K2エンターテイメント
劇場公開日:1996年6月22日

ストーリー

L.A.。ある銀行の海外部に勤めるアレックス(アン・ヘッチ)は会社には黙って夜はジョハンナの名前でコールガールのバイトをしていた。ある夜。彼女は金融業界の大物“ミスター13%”ことブルーノ・バッキンガム(クリストファー・ウォーケン)と出会う。彼は彼女が為替ルートに詳しいことに興味を持ち、運転手のトニー(スティーヴン・バウアー)に様子を探らせた。トニーはアレックスの家へ押しかけると彼女を強姦し、自分は覆面捜査官だと明かし、協力を強要する。翌日。銀行の彼女の元に美しい中国人女性、ヴァージニア(ジョアン・チェン)が来訪。ブルーノの指示でダミー口座を開きにきたのだ。彼女はブルーノの元妻で、税金対策のために偽装離婚したという。そんな彼女にひかれベッドを共にするアレックス。ある晩。ブルーノはアレックスを呼び、“ヒロシマ・ウィルス”なるコンピューター・ウィルスを使って、連邦政府準備銀行から1億6900万ドルもの巨額をせしめる計画を打ち明ける。アレックスはヴァージニアに、ブルーノが自分を愛人にしてヴァージニアを捨てようとしている教え、一緒にメキシコへ逃げようと持ちかけた。ショックで自殺を図る彼女。混乱の中、アレックスは企んでブルーノとトニーを部屋で鉢合せさせる。はたしてブルーノは怒り狂い、あげく彼を犯そうとする。そこにヴァージニアが登場。トニーは忠誠を誓いつつ逃げ、ブルーノは彼が忘れたトランクスから小型マイクを見つけて愕然とする。さて家に戻ったアレックスをトニーが襲うが、かけつけたブルーノは裏切り者を銃殺した。ブルーノはひとりで逃げたが、高跳びの飛行機の中でトニーの上司が現われた。翌朝。メキシコへ向かうバスでアレックスとヴァージニアは寄り添って眠っていた。

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