恋愛専科

劇場公開日:

解説

アーヴィング・ファインマンの小説を「二十歳の火遊び」のデルマー・デイヴィスが製作・脚色・監督したオール・イタリア・ロケの青春映画。撮影は「馬上の二人」のチャールズ・ロートン・ジュニア、音楽は「避暑地の出来事」のマックス・スタイナー。出演は「スーザンの恋」のトロイ・ドナヒュー、新人スザンヌ・プレシェット、「南太平洋」のロッサノ・ブラッツィ、「オーシャンと十一人の仲間」のアンジー・ディッキンソンなど。トランペッターのアル・ハートが特別出演。

1962年製作/アメリカ
原題:Lovers Must Learn
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1962年8月25日

ストーリー

大学の図書館に勤めているプルーデンス・ベル(スザンヌ・プレシェット)は、ワイセツな恋愛小説を貸し出したというので大学首脳部に呼びつけられた。しかし彼女は学校へ辞表をたたきつけ、イタリアへ行くと宣言した。船がニューヨーク港を出ると、彼女のそばにロベルト・オーランディ(ロッサノ・ブラッツィ)という美男のイタリア人が立っていた。彼はプルーデンスの魅力にひかれた様子だった。この船には、プルーデンスの家族の知り合いでアルバート・スチルウェルという青年も乗っていた。船がナポリへ着いた。ロベルトは、プルーデンスとアルバートを車でローマへ案内した。また、プルーデンスにアパートを紹介した。そこには彼の親友のアメリカ人、ドン・ポーター(トロイ・ドナヒュー)という青年がいた。彼はガール・フレンドのリダ(アンジー・ディッキンソン)を失いかけていた。プルーデンスは、ドンのスクーターに乗り、ローマ見物を終わってアパートへ帰るころには、彼女らは手をにぎり合うほど親しくなっていた。プルーデンスとドンは、夏の休暇を一緒にすごし、バスやスクーターで、イタリア・アルプス、ベローナ、フローレンスを見物して回った。ローマへ帰ってきた2人は、ドンの部屋にリダがいるのに驚いた。しかし、リダは平然と2人を晩餐に招待した。プルーデンスは打ちのめされた。ドンを失ったと思ったのだ。リダと対抗するためプルーデンスは、恋の手くだを教わりにロベルトの別荘を訪ねた。彼は、リダのまねはいけない、プルーデンスはプルーデンスのままがいいと教えた。そして、リダはふしだらな女と聞かされた。彼女はアメリカへ帰ることにした。彼女の乗った船がニューヨークに入港した。埠頭には彼女の両親と、そしてドンが待っていた。

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映画レビュー

3.0ローマで恋したくなる

2021年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 下宿先ではアメリカ人留学生ドンと意気投合して、イタリア旅行を楽しむことになる。惹かれてはいくけど、周りからはひと夏の経験など無理な女性だと諭される。

 やっぱりローマはベスパの二人乗りがよく似合う。ロミオとジュリエットの真似をするシーンで観光客が大喜びのシーンは素敵。全体的に観光ムービー。ボーっと眺めてるだけでイタリア旅行している気分になれる。

 画家リタという恋人がいることを教えられたプルーデンス。アメリカに帰る決心をする彼女だったが、意外にも・・・

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kossy
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