劇場公開日 2025年1月3日

レッド・サンのレビュー・感想・評価

全50件中、1~20件目を表示

4.0やっぱりブロンソン

2025年1月18日
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どうしても、50代以上は思い入れで観てしまうのはしょうがないとして、オレは高校生のころは漁るように映画を観てたが、ドロン、三船は関心の対象ではなかったので正直、今もその名前に踊らされることはない。

が、ブロンソンはオレにとってかなり事情が違う。

ブロンソンの映画は、高校生当時観ることができるものはかなり観てきた。きっかけはやはり、映画館でリアルに観た作品。「特攻サンダーボルト作戦」、「スーパーマグナム」がそれにあたるが、彼のキャリアからすれば、公開延期のTV映画を10年越しで日本劇場公開した「特攻..」はともかく、後期の作品。

もっというと、「スーパーマグナム」は「ナインハーフ」の同時上映で明らかにシモの事情でタマタマ見ただけに過ぎなかったが、立ち位置としては、スライ、ノリスの「アクション枠」の大先輩という認識だった。「スーパーマグナム」は実際は完全にじじいのヌルい映画だったが、「ナインハーフ」のおかげか、そこからブロンソンの映画をビデオレンタルしまくった思い出がある。

イーストウッドやレイノルズももちろん現役だったが、「シティヒート」を観てしまったために、ケツの青い高校生のオレは脱落。イーストウッドは「ルーキー」や「ハートブレイク・リッジ」などあったけど、中期(70-80年代)の映画は、テレビでばっかり流れていたせいか、「映画スター」とは思ってなく、むしろ嫌いだった。(イーストウッドの映画が今もあんまり好きではない理由はその辺もある)。レイノルズは当時は、「高校生が喜んでみるような」映画スターではなかったし、「キャノンボール」は当然ジャッキーしか目に入らないころである。

高校生のガキがブロンソンの良さなんて、アクションスターというくくりの程度で、「マンダム」のCMも知らないことはないが、リアルタイムではないし、もちろん、彼の作品を全部見てはいないし、全部の作品が好きでは決してない。

レッドサン




世界三大スター共演、とあるが、ブロンソンは「アメリカ人」ではあるが、ヨーロッパ映画で名を馳せたスターであり、米代表、ということではない。個人的に「ウエスタン」、「狼の挽歌」が大好きだが、これらはイタリア映画(合作)だ。アメリカで認知が高まったのは、「狼よさらば」のヒットによる。

イーストウッドも70年代までは、ほぼ同じような経歴だが、その後の身の振りようはご存じの通り。一方のブロンソンは「狼よさらば」のヒットのため、結果晩節を汚すようなキャリアになってしまったが、後年ビジランテもののフォロワーや、ニコラス・ウェンディング・レフンの「ブロンソン」など、彼の偉業を評価、不運な後年を惜しむ映画人、文化人はタランティーノはじめ多い。

そんなオレが今惹きつける彼の魅力は何か?オレは一番は「人懐っこさ」と「チャーミング」な風貌と笑顔だと思っている。彼の役どころの舞台は、西部、暗黒街、犯罪都市と非情な世界。ぶっきらぼうにふるまう一方、時折見せるチャーミングな笑み。ぶっきらぼうな風貌とアメリカ原住民に間違われる顔立ちのため、その良さが評価されず、役の幅が広がらなかったのは非常に悲しいが、その歴史を含めても彼の魅力だ。もうひとつ、彼のセリフとその声がマッチしている上に、そこにたたずまい、手の動き、顔の動きといった所作がリアルであり、かつ惹きつけられるほどに魅力的。「さらば友よ」のラストは言うに及ばず「演技派」であることがみてとれることだ。

本作三船とのラブラブなロードムービー(by馬)な道中において、(本作、馬映画でもある)その魅力が満載。ロードムービーものでは、「スケアクロウ」や「ミッドナイト・ラン」に並ぶ名コンビだが、その旅が終わらなければいいのに、と思うほど、いつまでも観ていられるのはこの二人ぐらいかも。(そして、たいていのロードムービーと同様、終着点で映画のテンションは落ちる)

三船もステレオタイプな真面目な侍を力の入れようと抜きようをバランスよく演じており、娼館の女主人が彼を見て、十字を切るところなど、最高に笑える(いわゆる、「笑われる、馬鹿にされる」ような演出では決してない)。ドロンも薄情な役がよく似合っている。(この人は結構引き立て役に回る、わきまえているところが、「スター」といして異色。)

冒頭の列車強盗のアクション、爆破シーン、崖から転がり落ちるシーンも「あぶねえな」と思うほどの迫力は、「戦争体験者」による製作、当時のモラルならでは、と娯楽大作として楽しむべき。

そして本作のユルさにモーリス・ジャールの劇伴はよくあっている。カメラもロングショットが決まっており、レオーネに対抗してか、極端なクローズアップが少ないのも暑苦しくなくていい。

ラストもコイントスに意味なんてなくて「照れ隠し」に見えることもブロンソンならでは。とても素晴らしい。

とはいえ、クライマックスのコマンチ族との銃撃戦は物語上、無駄。見せ場と(当時の)「敵」を作りたかった事情は分からなくはないが。

また、三船がドロンを後ろから斬りかかろうとするのは非常に残念なマイナス。

追記

前述の「狼よさらば」リメイクのウィリス。「メカニック」リメイクのステイサム。あえて言うなら、後継者はステイサムかな。ステイサムも笑顔がかわいい。

追記2

こないだ、ブロンソンだ!と思ったら、ひげを生やして麻雀をしている萩原聖人だった。

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しんざん

3.5映画終活シリーズ

2026年9月15日
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1971年度作品
当時三船敏郎51歳。警護のSP役にしては、貫禄がありすぎ
アラン・ドロン36歳。少しお腹回りが気になる
チャールズ・ブロンソン50歳
10年程早く撮ってたなら、配役と年齢がドンズバだっただろうに

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あきちゃん

4.0ワクワクする顔ぶれ、そして世界のミフネここにあり

2026年9月14日
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鑑賞方法:映画館

「午前十時の映画祭」で鑑賞。

ゴジラ 対 メカゴジラ、マジンガーZ 対 デビルマン、アントニオ猪木 対 モハメド・アリ……。
子どもの頃から人気者どうしの対決には異常にワクワクしたけれど、本作にもそれに似たような心の高揚を感じた。
何しろ東西を代表する俳優の三つ巴である。この顔ぶれをスクリーンで同時に観られるのは本当に貴重なこと。観ないわけにはいかない。

というわけで、『レッド・サン』。

いやぁ〜、とにかくミフネが素晴らしい。
英語のセリフも吹き替えなしでしゃべっているそうだし、おそらく乗馬もほとんどのシーンを自身で演じているのだろう。
馬に乗ったことのある人ならわかると思うけど、馬を走らせるのはとても怖い。ましてや片手で手綱を捌くとなれば、かなりの技術がいるはず。
それにあの険しい岩場を駆け下りるシーン。万一落馬でもしたら、とんでもないことになるだろう(あるいは、あのシーンはスタントマンかな?)。

何はともあれ、本作全編を通して気合の入った演技を見せてくれるミフネ。やはり並外れた役者である。ほんまに。
海外旅行もそれほど一般化していない時代に、日本を飛び出し西洋のトップスターたちと堂々と渡り合う姿に感服した。

そして、豪快さだけでなく、ミフネには繊細さがある。品格があり、優しさがある。
スクリーンからそれがよく伝わってきた。

さて、作品について述べると、本作は復讐劇であり、ロードムービーともいえるだろう。アクションやバイオレンスなどエンタメ要素たっぷりの映画だが、それだけではなく、リンクという一人のならず者の「価値観の変容」が描かれているのが魅力——というか、そこがこの映画の肝なのだろう。
見応えがあるし、もちろん面白かったけれど、ぼくも歳をとったせいか、近ごろは過度な暴力や非道なものに対してちょっと拒否反応を抱くようになってしまったので、そういうところは観ていて少ししんどかったかな(無法者たちはあまりにも無謀だし、あまりにも無駄に人が死ぬから)。

それにしても、黒田が娼婦をすんなりと受け入れるシーンには正直ちょっと戸惑った。
ま、なんだかんだいったって男だしな。それもアリか。

追記
『用心棒』と『椿三十郎』も是非再鑑賞したい!

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peke

4.0いいですねぇ~レッドサン

2026年9月13日
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まさかの上映会午前中で何とか見て来ましたが、ガキの頃テレビで見たんでしたが、まだ内容分からずで今回見れて良かったですね~なかなかブロンソンと三船が崖を馬で降りる二人とも流石に馬乗りは凄いねぇ~馬は人を見る目が有り相手により身分を見て素直に聞くか、なめられてゆう事聞かない馬がいて、なめられたら馬をコントロール出来ないです三船は馬のあつかいが凄い荒馬でしたが、コントロール出来て凄さが分かりました。後はまさかの撮影現場後で分かって、米国でないのが、ちよとびつくりぽん。
自分としてはこの方が居たから上手く撮れてかも、共演してた2人の俳優、中村哲さん、田中浩さん中村さんはハリウッド映画では欠かせない人物英語が出来て日本映画様々な映画に出て来て今回三船の英語の教えをしてたそうで、台本変わるたびまた英語の教え繰り返しで苦労した様ですね~もう一人田中浩さん同じ年代なら分かるが、丸大ハムのコマーシャルに出てましたがその他映画様々に出てますね、残念ながらイマイチなのがアランドロンがこの映画に出てるのはちよと、合わないねぇまぁ〜作る監督が考えたのでしょうがねぇ〜

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陀羅屋長兵衛

3.0ドロン三船ブロンソン

2026年9月11日
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鑑賞方法:映画館

スタント無しで崖から転がり、馬で岩場を駆け抜ける、そして三船敏郎の英語…。危うい撮影にドキドキしました。

現代の恐ろし映画描写に慣れてるからか内容はそんなにドキドキしません😉

何はともあれ3英傑を一度に観れて眼福映画でした。

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カルカソンヌ

3.5みなさん乗馬がうまい

2026年9月6日
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くまっち

2.0サムライ三船で西部劇、という発想は素晴らしいと思いますが、この座組...

2026年9月6日
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鑑賞方法:映画館

サムライ三船で西部劇、という発想は素晴らしいと思いますが、この座組になってしまうのかという感じです
実現可能性は0ですが、セルジオ・レオーネ監督または岡本喜八監督、エンニオ・モリコーネまたは佐藤勝音楽、対戦相手はもちろんクリント・イーストウッド“名無しのジョー”でお願いしたかった
因みに、今回鑑賞した「午前十時の映画祭16」版には本編前後に町山智浩氏の冗長な解説が付いてますが、それで評価-0.5にしてあります

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カトー

4.0肩肘張らずに見れる

2026年9月6日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

午前10時の映画祭で初鑑賞
2時間ずっと楽しめました♪
西部劇に侍という、強引になりそうな展開も序盤ですんなり入っていけたし、俳優陣が皆カッコいい!
三船敏郎演じる黒田は堅物な侍だけど、ところどころに人間らしい面も見せてくれるし、リンクは粋で渋い!
ゴーシュは死ぬまでスタイリッシュでカッコいいし、大満足でした!

因みに序盤の列車内でリンクの背後に貼られていた賞金首?のポスターは何だったんだろう?
やたら目立つところに貼ってあるけど、リンクでもゴーシュでもなさそうだったし、調べても出てこない😓

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笑笑問題

3.0少年時代のワクワクが蘇る?

2026年9月5日
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1971年の公開。解説の町山智浩はテアトル東京で観たと言っていたが、私はかなり後になってからどこかの二番館か三番館で観たのだと思う。私は12歳で中学1年生だった。ウエスタンもチャンバラも好きだったので西部劇にサムライが登場するという設定にワクワク感はあったけれども、3大スターとは言いながらチャールズ・ブロンソンやアラン・ドロンはともかくとして三船敏郎については大御所としての印象しかなく、あまりピンとこなかった。フィルモグラフィを調べてみると三船はこの年には50歳を超えていて、しばらく前からメジャー映画会社では山本五十六や東郷平八郎の役、そうでなければ独立プロで「栄光の5000キロ」だの「ある兵士の賭け」だの正直、あまり面白くない作品に出ている人という感じだった。少なくとも活劇スターというイメージではなかった。
そして封切り当時の映画自体の評判もよいものばかりではなかった気がする。ウルスラ・アンドレスがおっぱい丸出しにするという話で親は観に行くことにブツブツいったし。そんなことも含めて悪いけど「キワモノ」という声は当時からあった。今回、改めて観てみるとゲストスターのアラン・ドロンは別だけど、ブロンソンと三船は出づっぱりで実に真面目に演じているのだけどね。でもやっぱり三船のじいさまっぽさは否めないかな。

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あんちゃん

3.5西部劇に侍が登場する。 異色で新鮮だが、不安もあった。 古臭くてマ...

2026年2月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

西部劇に侍が登場する。
異色で新鮮だが、不安もあった。
古臭くてマヌケな役になるのではないかと。
しかし、最後まで誇り高き武士道を貫いていて安心した。
三船・ブロンソン連合、アラン・ドロン陣営、そこにインディアンの三つ巴の戦いは見応えがあった。
三船とブロンソンにしても完全な味方同士ではなく、いつ裏切られるか分からない状態でのタッグで緊張感もある。

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省二

4.5WEST MEETS EAST‼️

2026年1月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD

楽しい

興奮

驚く

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活動写真愛好家

3.5チャールズ・ブロンソンがおいしいところを持っていきました~

2025年3月8日
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興奮

チャールズ・ブロンソン、三船敏郎、アラン・ドロンという世界の3大スターが共演した異色西部劇。
企画をハリウッドに持ち込んだのは三船プロだそうです。(道理で日本人の描き方に違和感がありませんし、武士道精神もきちんと盛り込まれてるはずです)
西部劇に侍?刀でどうやって戦うんだろう?
そして三船敏郎がチャールズ・ブロンソン、アラン・ドロン相手にどんな芝居をしているのかとても楽しみでした。
監督は初代007シリーズのテレンス・ヤング、音楽はモーリス・ジャール。

ストーリーは、日米修好の任務を帯びた大使一行を乗せた特別列車がリンク(チャールズ・ブロンソン)と相棒ゴーシュ(アラン・ドロン)率いる強盗団に襲われ、大統領へ贈呈するはずの宝刀まで奪われてしまう。そしてボスの座を狙っていたゴーシュの裏切りでリンクも列車もろとも爆破されそうになるがかろうじて助かる。武士の黒田十兵衛(三船敏郎)は7日の間に宝刀を取り戻すよう命じられ、復讐を誓うリンクを案内役にゴーシュを追跡するのだった。。。

(感想)
・最初は反目し合っていたリンクと重兵衛が徐々に距離を縮めていくロードムービー的なところがお決まりではあるが面白い。
・三船敏郎がチャールズ・ブロンソン相手に互角に渡り合い、何度も投げ飛ばすシーンもあり、さすが世界のミフネだと思いました。
・重兵衛の武士道精神がうまく表現されている。
・刀は接近戦でしか使えないので銃に対してどう戦うのかと思っていたら茂みを利用したゲリラ戦や投げナイフのようなもの(手裏剣?)を使ってました。なるほど~。
・アラン・ドロンは悪役で見せ場はあるもののやや出番は少なく感じました。
・最後、金よりも義を選んだリンクがおいしい所を持って行った感はあるが、黒田重兵衛も大健闘で西部劇に溶け込んでいたと思う。
・電線に吊り下げられた宝刀がとぼけた味のラストでうまくまとまっていた。

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ノブ

3.5ドロン 今回は脇役

2025年2月18日
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内容的には異色作だが、映画がまだ娯楽の王道だった頃の名作。ブロンソンと三船のバディロードムービー。
モーリス・ジャールのメインテーマも心地よい。

娼館で三船のお相手をするモニカ・ランドールはアナ・トレントの「カラスの飼育」に叔母さん役で出ていたスペインの美人女優。

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sugar bread

4.0また見てしまった。

2025年2月15日
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楽しい

ブロンソン、三船、ドロン全ていい。なかでも左利き悪役ガンマンを嬉々として演じるゴーシュ・ドロンがカッコいい。ただ、いつも思うのが終盤でゴーシュが上の階から飛び降りるシーン。一瞬、着地出来なかったキメキメのゴーシュが画面から飛び出している。このシーンだけは残念。さらにはラスト、列車の遥か後ろに車らしきものが走っている。そんなこんなで何回見るの?作品の為に劇場にまた足を運ぶのも悪くない。

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ケンちゃんパパ

4.0荒野のガンマン&サムライ

2025年1月23日
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当時大人気だった西部劇と時代劇のハイブリットで日米仏の大スターが競演すると言う楽しい企画です。アメリカにやってきた日本の親善大使一行が、アウトロー集団に天皇から米大統領に贈られる刀を奪われてしまい、これを奪還するためガンマンとサムライの二人組が追跡するお話しです。この二人をチャールズ・ブロンソンと三船敏郎、追われるアウトローをアラン・ドロンが演じると言う驚異のキャスティングが素晴らしいです。ガンマンとサムライが肩を並べて荒野を馬で走るシーンは、今観ても痛快で新鮮です。前半は、いわばこの二人のロードムービー的な展開で、日本人を珍妙に描かず生き方も文化も違う二人が対立から友情を育んでいくのがベタだけど、いい感じです。ガンファイトと殺陣の融合アクションも上手くできているし、最後はお約束のネイティブ・アメリカンの大群との乱戦と、観客の観たいものよく分かっているサービス精神もいいですね。役者さん三人とも楽しそうに演じてました。今、この作品をリメイクするならどんなキャスティングになるか考えのも楽しいです。

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シネマディクト

3.0ツッコミどころ満載のサムライ・マカロニ・ウェスタン

2025年1月23日
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鑑賞方法:映画館

新年の「初笑い」はこの映画から——。というわけで初めて観ました『レッド・サン』。
いやぁ、テレンス・ヤング監督のことだから、いちおう「アクション+ちょいエロ」の建て付けになってはいるんですが、ウワサにたがわぬツッコミどころ満載の一作でしたね。でも案外楽しみました。

まず、フランス・イタリア・スペイン合作による本作を一言でくくると、ずばり「サムライ・マカロニ・ウェスタン」(見たそのまんまやんか)。
本作初公開の前年(1970年)に封切られたドン・シーゲル監督の『真昼の死闘』が、やはりメキシコを舞台にフランス軍と戦うという風変わりなウェスタンだったので、西部劇斜陽の当時こうした奇手が流行っていたのかも、と思ったりして。

で、本作の時代設定は「1870年」ですが、江戸幕府による万延元年遣米使節派遣が1860年、大政奉還が1867年ですから、そのあたりは「よきにはからえ」といった感じでしょうか。

アメリカ大西部とは明らかにちがう、灰色岩だらけの殺伐とした荒野を馬で駆け巡るさまはまるで『隠し砦の三悪人』みたいだし、蒸気機関車が出てきたり、イーストウッドばりの早撃ちで無法者たちがバタバタ倒れたりするのは『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』のよう。

そんな本作最大の目玉が「三大スター競演」。ちなみにチャールズ・ブロンソンは公称身長174cmで封切当時50歳。同じく三船敏郎は身長172cmで51歳。アラン・ドロンが身長178cmで36歳——なるほど、悪役のアラン・ドロンはともかく、バディを組んだ世界のミフネとブロンソンは年齢・身長ともに近く、互いに見劣りしないですね。

ちなみに女優陣もなかなか「豪華」で、ウルスラ・アンドレス、モニカ・ランドールがそれぞれ「ぽろり要員」その1・その2。そのほかキャプシーヌなんかもチョイ役で出てきます。

さてここで、気になった数々の迷場面、珍プレー(?!)を以下順不同で挙げておきます。

1.
なんといっても一番の衝撃は、ブロンソンと共に野宿する羽目になったミフネが、やおら竹皮包みのおにぎり弁当を広げて箸で食べるシーン。瞬間目視したかぎりでは、おにぎり三種(海苔むすび、混ぜご飯にぎり、おかか醤油むすび)×数個づつに加え、たくわん、メザシ、厚焼き玉子のおかずといった豪華ラインナップ。質・量とも大変ボリューミーなこの弁当、一体どこに隠し持っていたのでしょう?
しかも翌日、ブロンソンに逃げられたミフネが一人で再び野宿していると、またしても、どこからか豪華おむすび弁当が出現。ミフネの着物の懐は「ふしぎなポケット」? 叩けばおむすびが無限に出てくるのか??
ちなみに、弁当を分けてもらったブロンソンはメザシに鼻を近づけ、うぇっ、と顔をしかめてポイポイ捨てていました。このバチ当たりめ!
2.
ミフネとブロンソンの喧嘩シーンで、ミフネの連続背負い投げをくらってボコボコにされたブロンソンが、ぽつりと一言「今日はこのくらいにしといたるわ」的なセリフを吐きますが、これって池乃めだかのギャグちゃうねん?
3.
ミフネが手裏剣みたいにポンポン投げる小柄小刀(こづかこがたな)。あれって通常、太刀の鞘に1本のみ装着されているものだと思いますが、彼は常に何十本も懐に忍ばせているのです。
4.
ミフネがやたらと太刀で突き(刺突)を連発して、敵の身体からドババと血が噴き出すのは、一種の「観客サービス」だと思いました。またミフネが娼館で美女と一夜を過ごすのも、おそらく同じ理由からですよね。でも、そうするとミフネが、雪山でたまたま見つけた露天温泉に突如ふんどし一丁で入浴するシーンはいったい誰得?
5.
ブロンソンは、瀕死のミフネから「全権大使に返却を頼む」と託された備前守の脇差を、ミフネの墓に立てた十字架の“横棒”としてあっさり使っちゃいます(ちなみに“縦棒”はミフネ自身の太刀)。ここはひとつ、『七人の侍』を見倣って土饅頭に刀を突きたてるくらいのことはしてほしかったなぁ。
6.
列車強盗たちが日本使節団の立て籠もる車両に押し入ると、なぜかその車内だけ和風の内装で畳敷き。そこに使節団一行は鎮座しているのです。
7.
騎兵隊は列車強盗団に蹴散らされて以降さっぱり出てきませんが、どこに行っちゃったのか。まさか捜索打ち切りとか。いやいや、それはないでしょ。
8.
ブロンソンは、一体どうやって電信線のあんな高い所に宝剣をくくり付けたのでしょう。

…まだまだありますが、一応ここらで。

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いたりきたり

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年1月14日
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りゃんひさ

5.070年代西部劇

2025年1月12日
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Shadow-san

4.0いつまでも脳裏に残る

2025年1月12日
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別に人間が飛んだり跳ねたりしなくても、
本物の大地で馬を疾走だけで、映像に生命が宿り、いつまでも心に残るのだ。
見かけ倒しの映像ばかり追求している最近の作品がつまらないのはそれに尽きる。

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ムーラン

4.0日本の誇り

2025年1月11日
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楽しい

単純

興奮

日本初公開当時親・兄弟と札幌の映画館で観たのが懐かしい。
50年以上経ってからこうして再上映され嬉しい限り。しかも
4Kデジタルリマスター版だから画質は劣化していないし映画館の
音響設備が当時より進化しているのを考えると当時よりも高画質・
高音質で鑑賞できたかもしれない。
(ラストシーンがピンボケだったけどオリジナルがそうだったら仕方ない)

西部劇に侍を登場させるという、意外性のある発想。しかしそれは
大成功だった。架空の話だが物語には必然性があり、侍ならではの
見せ場もたくさんあった。

黒田重兵衛という人物がWikipediaにあるけれど生まれ年や経歴を見ると
レッド・サンの侍とは関係なさそうだ。

映画の黒田重兵衛は寡黙・強靭な肉体・武術・立ち居振る舞い・教養・
ユーモア、どれを取っても超一流の侍。おまけに男の性的魅力も
兼ね備える(据え膳食わぬは・・・も?)。これって、男がこうありたいと
憧れる男性像かな。ちょっと強引に例えるとジェームズ・ボンドに
近いかも。何たって監督が初期の007シリーズのテレンス・ヤングだし。

映画が日本人や日本文化、武士道に対して敬意をもって製作されている
ところが良かった。

製作には三船側から様々な助言や注文があったと聞く。そうでなければ
日本人から見て違和感ありありの作品になってしまったのではないか。

正統な日本を描くために相当な労力を要したとは思うが、その甲斐あって
侍の描写も何もかもが日本の時代劇を正しく再現したように感じられた。

流ちょうな英語を話しどんな相手にも毅然とした態度でいる。信念を持ち
それを貫く。仕事の能力も高い。外国映画でそんな日本人を見ると、
誇らしい気持ちになれる。

誇らしい日本人像は『ブラック・レイン』の高倉健に引き継がれ、今は
真田広之がその役割を担う。製作者でもあったテレビドラマ『SHOGUN 将軍』
がヒットし、数々の賞を受賞したのは快挙だ。やはり正統な時代劇を描く
ために尽力されたことだろう。

真田広之は現在64歳。まだ現役バリバリで活躍中だが誰が引き継ぐだろう?
興味がある。

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余談(映画に関係ないので興味がない方は飛ばしていただきたい)

当時3人の俳優の人気は絶大で、日本のテレビCMでもお馴染みだった。
商品名を盛り込んだ決め台詞もあった。チャールズ・ブロンソン「Hmm,
Mandom」三船敏郎「男は黙ってサッポロビール」(YouTubeで現存する映像を
見たら、本人は黙ったままで決め台詞は字幕だった)アラン・ドロン「D'urban
c'est l'elegance de l'homme moderne.」

さらに脱線してしまうが商品「マンダム」があまりに売れたため当時の会社名
「丹頂株式会社」を「株式会社マンダム」に変更した話、サッポロビールの
面接に来た学生が終始無言で面接官に帰れと言われた時「男は黙ってサッポロ
ビール」と言ったら採用が決まった話(都市伝説)、ダーバンがフランスの
ブランドだと勘違いしたおっさんがフランスへ旅行に行った時「ダーバン」を
売っている店を探した話(都市伝説)などは自分と同世代ならかなり多くの人が
聞いたことがあるのではないか。

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toshijp