リトル・モー

劇場公開日:1979年4月28日

解説

通称リトル・モーと呼ばれる少女が、テニスに夢を託し成長していく姿を描く。製作総指揮はジャック・ウェッブ、製作はジョージ・シャーマン、監督は「美しき愛のかけら」のダン・ホーラー、脚本はジョン・マクグリーヴェイ、撮影はハリー・ウォルフ、音楽はビリー・メイ、美術はカール・アンダースンが各々担当。出演はグリニス・オコナー、マイケル・ラーンド、アン・バクスター、クロード・エーキンス、マーティン・ミルナー、アン・フランシス、マーク・ハーモン、レスリー・ニールセン、アン・ドーラン、トニー・トレバートなど。

1978年製作/アメリカ
原題または英題:Little Mo
配給:ジョイパックフィルム
劇場公開日:1979年4月28日

あらすじ

サンディエゴ・ジュニア選手権の日、10歳の愛らしい少女モーリン(グリニス・オコナー)が優勝し、観客の注目を集めた。アメリカ屈指のコーチ、ティーチ(マイケル・ラーンド)の指導を受けるためロサンゼルスに向かったモーリンは、一流選手になる.ための厳しい訓練を受ける。14歳で西海岸を制覇、16歳で全米選手権のチャンピオンと大きく成長していったモーリンは世界への第一歩であるウィンブルドンの地を踏むことになった。しかし、練習中に肩の痛みを感じ、診断された結果、出場を止められるが、無理をおして出場し、みごとチャンピオンに輝いた。しかし、出場を許さなかったティーチは去っていった。帰国したモーリンは、馬術選手の青年ノーマン(マーク・ハーモン)と結婚するが、交通事故で足を傷つけ、2度と試合に出場できない身体となった。ある日曜日、公園で、2人の子供と夫と幸せなひとときを過ごしているモーリンの目の前にティーチが現われる。だが、彼女を不治の病が襲った…。

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映画レビュー

4.0 実直かつ丁寧な伝記作品

2026年4月22日
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鑑賞方法:その他、TV地上波

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映画ではなくTVムービーだそうだが、出来の良さから日本では劇場公開されたらしい。VHS化もされたがDVD化や配信はされていない。

1950年代に活躍した女子テニス選手モーリン・コノリーの半生を描いた伝記作品で、子供の頃にたまたまテレビ放送で観て、とても印象に残ったんだが、実在の女子テニス選手の伝記作品ということしか記憶になく、タイトルも主人公の名前も出演俳優も記憶になかったんで、長く「あれはなんていう映画だったのかなあ?」と心に引っ掛かっていた。やがて21世紀に入ってから、テニス誌でこの映画の話題があがっているのをたまたま読み、そこで初めてもろもろを知った次第。

モーリン・コノリーは1953年に女子テニス選手初の年間グランドスラム(同一年の四大大会〈全豪・全仏・ウィンブルドン・全米〉全てで優勝すること)を達成し、時代の女王となったが、翌1954年に事故による大怪我のため19歳で選手生命を絶たれ、1969年に癌によって34歳の若さで亡くなった。身長160㎝と小柄だったことから「リトル・モー」と呼ばれたという。

実は最近某所で映像を発見して数十年ぶりに再観賞したんだが、やはり良い作品だった。時代的なものなのか過剰に映画的に盛り上げたりせず、あくまで実直かつ丁寧にコノリーの半生を描いている。テニスの試合のシーンもやはり時代的に特撮などを使ってなく、それでいてきちんと見応えのあるシーンになっていた。1950年代の試合なら、たとえトッププロの試合であってもそれで十分に再現可能だったんだろう。しかも実際の試合の映像はほとんど残ってなかっただろうから、本物と比べられる恐れもないわけだし。ま、ともかく良い映画(というかTVムービー)でした。

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