リーサル・コップ

劇場公開日:

解説

マフィアのボスを追う若い刑事が、陰謀に巻き込まれながらも一人、勇敢に敵と闘っていくというストーリー。マーシャル・アーツ系のアクション映画。監督は「アリゲーター2」「ウォッチャーズ 第3生命体」など、バトル・アクションもので腕を磨いてきた気鋭、ジョン・ヘス。脚本はトーマス・イアン・グリフィス。音楽は「エルム街の悪夢」「デッドリー・フレンド」のチャールズ・バーンスタイン。グリフィスとの共同プロデュースをアーウィン・ストッフが、製作総指揮をマイケル・ハープスターが行っている。

1992年製作/アメリカ
原題:Excessive Force
配給:日本ビクター
劇場公開日:1993年5月15日

ストーリー

マフィアのボス、ディマルコ(バート・ヤング)を追う敏腕刑事、テリー・マケイン(トーマス・イアン・グリフィス)は、麻薬取引の現場を取り押さえるために、仲間の刑事、ビリーとフランキーと共に潜入捜査を行った。ところが、銃撃戦の最中に証拠となる300万ドルが現場から消えてしまった。証拠不十分で釈放されたディマルコは、自分の金消えてしまったことに腹を立て、刑事の仲間の一人、ビリーを誘拐する。この誘拐事件について、シカゴ警察のキャプテン、デブリン(ランス・ヘンリクセン)は、ディマルコが300万ドルの行方を警察に知らせるために起こしたのだとテリーに告げた。しかし、その後、ビリーは殺され、クズ鉄置き場に捨てられていた。ビリーの死体を発見したテリーは、ディマルコのアジトへ乗り込む、そこにはディマルコはいなかった。同僚の死によって傷ついたテリーは、久しぶりに恋人、アンナ(シャーロット・ルイス)の元へ赴き、慰めを得る。一方、ディマルコはなくなった金を取り戻すために、今度はフランキーの家を襲っていた。アパートごと爆破され、黒焦げになったフランキーの死体を見たテリーは、激怒し、再びディマルコの元に乗り込む。飛び掛かってくる手下を次々に投げ飛ばし、ディマルコに殴り掛かるテリー。だが、以外にもディマルコはテリーの前で泣き崩れ、命乞いをするのだった。戦意を失ったテリーはおとなしくその場を立ち去る。次の日、新聞にはディマルコが何者かに殺されたとの記事が載っていた。殺人の容疑はテリーに向けられ、テリーはなぜか警察に追われる身となる。テリーは状況を知るために、デブリンと会う約束をするが、実はデブリンこそが300万ドルを盗んだ張本人であった。デブリンはテリーとの格闘の末、事故で建物の屋上から墜落する。テリーは助かり、殺人容疑も晴れる。

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