劇場公開日 1998年8月1日

「そして父になる」リーサル・ウェポン4 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0そして父になる

2014年5月28日
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鑑賞方法:映画館

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最後にワーナー・ブラザーズ映画創立75周年記念作品と言う称号も手に入れ、いよいよこの大ヒットシリーズもこれが見納め。
今作まではマータフ一家の家族の人間模様を丹念に描いていたが、今回はチャイニーズ・マフィアの兄弟の絆や中国から密入国して来たホン一家の家族愛にも、スポットを当てている。
人間凶器として破壊の限りを尽くし、暴れまくっていたリッグスも、女リッグスとも言えるローナとの間に恋が芽生えたことで、少しはおとなしくなるのかなと思えたのだが、シリーズ最強最悪の敵の登場により生まれながらの闘争本能に再び火が付いてしまった。
ハリウッドデビュー仕立てのジェット・リーの「私、素手でも凄いんです」感が半端ない。
もう、アメリカの銃社会に対する宣戦布告だ!
これまで百戦百勝だったリッグスも、さすがに窮地に追い込まれてしまう。
んで、およそ刑事物のヒーローらしからぬ卑怯な戦い方で、よってたかってコテンパンにやっつけちゃうのよね。
ま、裏を返せば、それぐらいしないとジェット・リーのカンフーには勝てなかったと言うことだろうか。

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みつまる。