リーインカーネーション

劇場公開日:

解説

死人の霊が生きている人間にとりつくという再生現象をテーマとしたミステリ。製作はフランク・P・ローゼンバーグ、監督は「マッケンナの黄金」のJ・リー・トンプソン、脚本・原作(早川書房刊)は「赤ちゃんよ永遠に」のマックス・エーリッヒ、撮影はヴィクター・L・ケンバー、音楽はジェリー・ゴールドスミスが各々担当。出演はマイケル・サラザン、ジェニファー・オニール、マーゴット・キダー、コーネリア・シャープなど。

1976年製作/アメリカ
原題:The Reincarnation of Peter Proud
配給:日本ヘラルド
劇場公開日:1977年2月11日

ストーリー

大学教授ピーター(マイケル・サラザン)は、夜ごと悪夢にうなされる。暗闇の湖で泳いでいると、妻にオールで殴り殺されるのだ。「マーシャ!」と口走る彼。TVである町の風景を見て驚いた。夢でみたのと同じなのだ。町の名はマサチューセッツのブラッドリー・フィールド。早速、ピーターは町を訪れる。そして新聞社に行き、過去の殺人事件のファイルを探り始めた。46年9月27日、ジェフ(トニー・ステファーノ)という銀行頭取の養子が、水泳中にあやまって溺死した記事を見つける。未亡人マーシャ(マーゴット・キダー)と遺児アン(ジェニファー・オニール)が、今も生存しているらしい。ジェフは戦争で数々の業績を残したが、女ぐせが悪く、一家の悩みのタネだった。ピーターは美しく成長したアンに接近する。テニスをし、デートをするまでの仲になった2人。彼はアンを通じ、マーシャにも会う。彼女は、ピーターが酒を飲みながら、グラスを指で叩くのをみて驚いた。ジェフのくせなのだ。さらに驚くべき事が起った。アンがピーターと養老院にいる彼女の祖母を見舞った時だった。口もきけない祖母がピーターを見て、「ジェフ!どこにいたの?」と、声を上げて泣きだしたのだ。また、プールサイドで昼寝をしていたピーターはうなされ、「マーシャ!」と叫ぶ。ジェフと似ても似つかないピーターがなぜ?マーシャは驚愕する。数日後、ピーターを訪ねた彼女に、「ぼくはそこの現場にいたんだ」という彼。ピーターはジェフの生まれ変わり?そのような事があるのだろうか。マーシャは恐怖の余り、車を暴走させ、我家へ帰った。夜の闇が湖を覆うある夜、ピーターは1人泳ぎに出た。と、1艘のモーター・ボートが。マーシャだ。今、35年前の出来事が再現されようとしていた。

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