ラビナス

劇場公開日:

解説

1800年代実際に起こった人肉食事件とネイティヴ・アメリカンの伝説を元に、カニバリズムを描く問題作。監督は「フェイス」のアントニア・バード。脚本は「完全犯罪」のテッド・グリフィン。撮影は「キャンディマン」のアンソニー・B・リッチモンド。音楽は「ピアノ・レッスン」のアイケル・ナイマンとブラーのリーダーのデイモン・アルバーン。美術はブライス・ペリン。編集は「ハムレット」のニール・ファレル。衣裳はシェンナ・ナピア。出演は「L.A.コンフィデンシャル」のガイ・ピアース、「フル・モンティ」「ワールド・イズ・ノット・イナフ」のロバート・カーライル、「スリーピー・ホロウ」のジェフリー・ジョーンズほか。

1999年製作/101分/アメリカ
原題:Ravenous
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:2000年3月25日

ストーリー

1847年、メキシコ・アメリカ戦争のさなか、敵地にひとりで乗り込んでいったボイド大尉(ガイ・ピアース)は、カリフォルニアのスペンサー砦に左遷された。砦では、ハート大佐(ジェフリー・ジョーンズ)がボイドを迎えた。雪に閉ざされたその砦で、ある日、ボイドたちは一人の男(ロバート・カーライル)を介抱する。コルホーンと名乗るその男は、自分は山で迷い、命からがら逃げてきたと言う。さらに、山の洞窟には人肉食いに走った恐ろしい男がおり、女性がまだ一人、取り残されているという。ハート大佐とボイド、数人の軍人が救出に行くが、実は話はコルホーンの狂言で、彼こそが人肉食いに魅せられた男だったのだ。必死の攻防の末、仲間は全員死亡。重傷を負ったボイドは、その肉をつい口にしてしまう。すると、不思議なことに身体にパワーがみなぎるのだった。ボイドが単身、砦に逃げ戻ると、新しい上官が赴任する。その男こそ、コルホーンだった。ボイドは周囲に真実を告げるが、誰も信じず、逆に狂人扱いを受ける始末。コルホーンはボイドに接触し、「人肉食いの仲間になろう」と誘惑する。身体の弱かったコルホーンは人肉食によって、強靭な肉体を手に入れたのだ。良心に苛まれるボイドはついにコルホーンを倒し、人肉食いの誘惑を断ち切る。そして自ら死を選ぶのだった。

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