劇場公開日 1982年1月23日

「普通のドイツ兵が被る過酷な運命」U・ボート よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0普通のドイツ兵が被る過酷な運命

2020年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

第二次大戦中、ドイツUボートの出港から寄港までの戦いを描きます。

「潜水艦映画に外れなし」の通り、緊迫感がある良作だと思います。ナチス親衛隊ではない、一般のドイツ兵の苦闘や恐怖が心を重くします。が、2時間を超える長編の為か、やや間延びしたシーンが多く感じたのが残念。
最後にハッピーエンドにしないところが、やはり敗戦国ドイツらしいのでしょうか?息詰まるような海底でのシーンを見せられた後だけに、「戦争の無残さ」や「意外性による驚き」よりは拍子抜けのような気分になりました。
あと、古い映画なだけに、VFXは残念に感じます。

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よし