劇場公開日 1996年4月13日

「消えていったのさ」ユージュアル・サスペクツ サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0消えていったのさ

2020年5月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

難しい

Check inランキング1位になっていたので鑑賞。
久々の海外映画ですよ〜。レビューをチョロっと見たら「騙し」という私の大好きな言葉があったので、これは見るしかないと思い速攻でAmazonプライムビデオ見たらありましたよ。良かった良かった
あ、これから見る方はあまりレビューを見ないように。
出来るだけ無知の状態で見ましょう。

スゴすぎるゼ!!!
ラスト10分に全てが詰まっていて、身震いがした。
見事に騙されちゃいましたよ。

主人公は銃器強盗事件の面通しで集められた5人の前科者。5人はとある犯罪計画を企むが...

ずっと「?」が頭の上でフラフラしていたが、
ラストシーンで「!?」変わった。
ちょいと難しいかな。

まず映像として美しい。
おどろおどろしい音楽とともにスタートしていくのが、
観客の心を掴むバッチグーな策略。たまらん

そして5人全員の気持ちが分かる。
逃げ出したくなるし、疑いたくなるし、人間臭くて5人とも好き。アメリカだからかしらんが、fuck連発。

始まりは終わりから
このパターンありがちだが好きです。
終盤になるにつれて、始まりがどういう事だったのかと気になってしょうがない。ドキドキ

こっちから見たらそうだけど、
あっちから見たらまた別物だよ。
撮り方が上手すぎて騙されちゃう。

ひとつ言うならば、最後までの話。
じゃあどういう事だったの?って考えさせるのはいいと思うが、それがあまりにも多い。
テンポも素晴らしいとは言えないので、より深めるためにラストシーンを早めに持ってきたら良かったんじゃないかな。

瞬き出来なくなるほど驚く展開。
騙し合いではないが、単発の騙しのデカさがすごい。
最高級のサスペンスミステリー映画でした。

サプライズ