劇場公開日 2018年4月28日

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モーリスのレビュー・感想・評価

全15件を表示

3.0上流階級×恥美だが、純な恋愛もの。

2022年12月25日
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泣ける

ありがちなイギリスの全寮制学校での青春もの。

特筆すべきは若き日のヒュー・グラントの美しさ。

自然に惹かれ合った2人なのに、最後はヒューが世間体を気にして距離をおいてしまってからのモーリスが切ない。
そして窓をみるヒュー・グラントの目には若かったあの頃。

上記内容が男と男、女と女、男と女という枠での恋愛とするならば、誰しも経験したことがある景色、行動であり、この二人によって何かを思い出す作品。

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ho

3.5【”Forbidden Lovers”同性愛は罪と言われた時代に生きた男の波乱の半生を美しきトーンで描いた作品。ジェームズ・アイヴォリー監督ならではの品のある作風も印象的である。】

2021年12月18日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 幼かったモーリスに海岸で、男女の性交について、先生が砂に書いた絵から始まるシーン。
 そして、ケンブリッジ大学に入学したモーリス(ジェームズ・ウィルビー)は、同窓のクライブ(ヒュー・グラント)とプラトニックな恋に落ちる。
 だが、二人は一線を越えず、クライブは弁護士、政治家の道を進み、モーリスも金融の仕事に就く。
 クライブは、モーリスの想いを捨てがたいが、結婚をし、モーリスは深く落ち込む。
 そこに現れた、猟場番のアレック(ルパート・グレイブス)とモーリスは恋に落ち・・。-

◆感想・・になってません。

 ・男性同士の恋を描いた映画に初めて触れたのは、彼の「アナザー・カントリー」である。その、余りに耽美的な世界観に、高校生であった(中学生だったかな・・)私は、一気にヤラレタ。
 一緒に観に行ったムサクルシイ友人達とは、当然の如く「アナザー・カントリー」ごっこが流行った。(おバカである。)

 ・その後、邦画、洋画を問わず、数々のLBGTQの映画を観てきたが、汚いとか、不道徳と思った事は一度もない。
 私はストレートだが、大学時代に私を”慕ってくれた”友人が居た事が大きいかもしれない。
 (流石に、髪の毛を触る程度で、お許しを頂いた・・。)

 ・恋を抱く相手が、異性である人が多いのは重々承知しているが、人類創世記から同性に恋する人間はある程度の比率でいたのではないか、と思っている。
 そして、それを倫理に反しているとか、汚いとか、罪に問うのはおかしいと思う。

<今作では、同性愛者であるモーリスが時代の風潮に合わない自分の性癖に苦悩する姿が、キチンと描かれている。
 だが、ジェームズ・アイヴォリー監督はそんな彼の姿を、優しき視点で美しく描き出している。
 何よりも、その映像が儚くも美しいのである。
 ラストシーンも、とても良いのである。>

■赤江瀑の耽美的な小説群に嵌ったのも、我ながら納得である。

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NOBU

4.01910年代の英国で

2021年6月28日
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鑑賞方法:VOD

まず、同性愛は、欧米の知識階級必修の古代ギリシャ・ローマ文化では肯定されているが(プラトンはプラトニックのみ)、多数の人々の信仰するキリスト教では原則禁止であること、特に映画の舞台1910年代の英国では、もし誰かに告発されれば作家オスカー・ワイルドのように厳しく懲罰された様子が描かれる。
そんな中で主人公モーリスは同性を愛してしまったのでとても悩み、苦しむ。教会を捨てても有罪であることはどうしようもない。いつまでも結婚に興味を示さないと周囲に訝しまれる。病気ならば治りたいと精神科も受診する。この辺りが特に可哀想だった。
「眺めのいい部屋」と同じ監督ということで、映像もロマンチックで美しかった。

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SpicaM

4.0うーん。切ない

2021年1月8日
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鑑賞方法:VOD

若き日のヒュー・グラントは罪作りなくらい美しい。
20代で周りに異性のいない環境に置かれたら、同性に惹かれるのはよくある事。
自分的にはあの時代であればクライヴの対応はよくわかる。自分の地位や仕事は失えないし。
モーリスの胸苦しい程の思いもよく伝わった。
ラブシーンも極端に過激でないし好感が持てた。
美しい映画。

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モビ

3.5彼らの愛や悲恋があったからこそ、今、愛の自由が

2019年9月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

ヴェネチア映画祭銀獅子賞に輝く、名匠ジェームズ・アイヴォリー1987年の作品。
20世紀初頭のイギリス。ケンブリッジ大に通う青年2人の禁断の愛を描く。

同性愛を描いた作品にありがちな生々しい絡みや濡れ場は無く、2人の関係はプラトニック。
映像やロケーションは美しく、美術や衣装も素晴らしく、話も奥深く、非常に芸術性の高い文芸作になっている。

ごく平凡なモーリスと上流階級のクライヴ。
先に想いを表したのは、クライヴ。やがてモーリスも想いが抑えられなくなっていく。
そんな時、思わぬ事件が。彼らの友人が同性愛の罪で逮捕。
クライヴは弁護士を目指し、母親が決めた女性との結婚の道を選ぶ。
モーリスは同性愛者である事に苦悩しながら、狩猟番の青年と出会い愛し合い、クライヴとの再会や別れを繰り返す…。

キャストでは何と言っても、クライヴ役のヒュー・グラントの美青年ぶり! そりゃあその後、人気スターになるわな…。

お互い心の底では惹かれ合い、運命的な相手。
別れ、それぞれの道や出会い。
切なくも、また別の幸せや愛が。

原作小説は1913年に執筆されたが、スキャンダラスな内容や作者自身も同性愛者だった事もあり、死後の1971年に出版。
後の『君の名前で僕を呼んで』に通じる、偏見に晒されながらも秘めたる想いを貫く者たちへの、アイヴォリーの愛を感じる。

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近大

4.5"ラストが秀逸な映画だと言える。 ゲイに生きた主人公がゲイを手にす...

2019年6月14日
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"ラストが秀逸な映画だと言える。
ゲイに生きた主人公がゲイを手にする。自分に正直に生きる気持ちよさがよく描かれていて、その点に関しては、最高。というかゲイ的にもあれだけ美しく恋愛が表現されていれば納得なのではないだろうか。"

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JYARI

4.0名作

2019年4月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

中学生?高校生?の時に見たのかしら。懐かしい。邦画にはない映像美に圧倒されたな。大人になって見ても結局誰が幸せなのか… 余計に悩む。今やLGBTと言う言葉が世に出始めても、根本は同じかも。アナザーカントリーも久しぶりに見たくなった…

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Meg

4.0若きヒューグラントの美しさ

2019年3月12日
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同性愛が犯罪であった時代のプラトニックな美しい作品でした。これこそ若きヒューグラントだ、どーだ!と言わんばかりに美しいです。気持ちを押し殺さないといけないのが切なかった。ラストの窓際のシーンが良かったです。

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サラ

3.5凝った映像と、モーリスの悲哀

2018年9月24日
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鑑賞方法:映画館

建築、衣装、美術と凝っていてとても楽しめます。
映像、音楽も良かった。

ちょっとしたズレが、時が経つにつれて大きく影響してゆきます。
愚かともピュアともいえるモーリスの悲哀。
BLものですが、普遍的な部分を投影して感じる部分もあるような気がします。

イギリスの階級社会やクリケットのことがもっと理解できていれば、よりグッときたのかもしれません。
(特にクリケットのシーンは重要な気がするのですが、よくわからなかった…)

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凪

美しき同性愛の世界

2018年8月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

萌える

あの時代にLGBTの悲しみを正面から扱った映画があったのだなあと、ぐっときました。英国の上流社会の生活や自然が美しい。水田議員に見せたいくらいだけど、このよさはわかりゃせんだろうな。

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のえみ

4.0それを愛と言うにはあまりにも

2018年7月12日
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自分勝手だった。
時代感がまだしっかり捉えきれなくて、彼は紳士だ、とか紳士はそんなことしない、とか学生時代からの遣り取りと英国的皮肉がごちゃごちゃしててわかりにくいな!?と思ったけどそんな事はどうでも良いくらいの金持ち恋愛模様かつ大学寮とカントリーハウスでの貴族生活がハイソ〜!おまけにヒューグラントの若かりし頃が至宝過ぎて顔が良い〜!!と転げ回りそうになる始末in映画館。20世紀英国同性愛としてあまりにも舞台設定が完璧すぎる…。すれ違い方の時代感が古風で良いですね。
モーリスの苦悩やクライブの冷徹さなど心理的な描写でも感じることはまだまだありますが、兎に角画面に釘付けになる時代感が素晴らしい。

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れお

4.0どっちの選択が間違いとかはないんだろうな

2018年7月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

萌える

リスクを犯して同性愛者として生きるか、自分の気持ちを封印して自分の立場を守って生きてくか。
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願望的にはモーリスと結ばれて欲しかったけどいざ自分が自分の地位全部捨てられるかって言われたらちょっと難しいかなって思うしね。
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それにしても同性愛が社会に悪い影響を与える淫らな行為だってすごい避難されてたけど浮気男の方が何倍も社会に悪い影響を与えてると思う(笑)まぁこの映画の時代おそらく不倫も重罪なんだろうけど。
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理解出来なくてもそういう生き方もありなんじゃないってみんなが思える時代が来るといいですな。

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せつこん

4.0切ない

2018年5月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

思いのままに生きることは難しい。

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なか

4.0失うものの大きさ

2014年9月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

(2021. 3 リストア版 再鑑賞)

以前見た時はヒュー・グラント美しい、と思った程度。

クライヴにある意味引きずり込まれるモーリス。
でもモーリスと比べると上流階級のクライヴには失うものが多すぎる。
同じようにシティで働くようになったモーリスも失うものの大きさや世間体を気にしてスカダーと衝突もする。
身分の違いがそこに大きく影響している。

最後のクライヴの窓の外を見ているシーン。
彼はモーリスと永遠にプラトニックな関係でいられると、そしてモーリスはずっと自分のことを愛し続けているのだと信じ込んでいたのだと思う。

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カメレオン

4.5感情をも織り込んだ映像美と雰囲気作りのうまさ

2013年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

総合:85点
ストーリー: 80
キャスト: 80
演出: 90
ビジュアル: 85
音楽: 80

 同性愛が悪であった時代に、地位も名誉もある家系に生まれて自分自身を隠して生きなければならなかった男たちの生き様を、揺れ動く感情や心のひだまで織り込みながら見事に映像化している。最初は全く期待せずに見ていたのだが、冒頭から美しく撮影される英国の浜辺の風景に魅了される。続いて登場するケンブリッジ大学の校舎の撮影のこれまた見事なこと。相当に美的感覚の優れた人たちが作り上げたのだろう。それに合わせた情感たっぷりの緩やかな音楽もその情景にとても合っている。
 耽美な愛の世界であると同時に、人目をはばかり社会の裏側でひっそりと育まなければならない愛でもある。自分の愛を貫くのか、社会に迎合するのか、文芸作品をその映像美で丹念に織り上げて、悪い言葉で一言でまとめるのならばただの恋愛ものにすぎない作品を、壮大な人生の語らいにまとめあげていた。風景・衣装・建物・言葉づかいまでしっかりと作り上げ、人の感情を映像に合致させて雰囲気を作り上げた手腕は素晴らしい。ジェームズ・アイヴォリー監督は「日の名残り」でも似たようなの映像と雰囲気を作っていたので、これはもう監督の感性のなせる賜物なのだろう。

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Cape God