ミラクルワールド ブッシュマン3

解説

80年代「ブッシュマン」シリーズで人気を博したニカウ主演による、マラソン大会に出場したニカウとパンダ泥棒騒動を描いたコメディ。共演はシンシア・ヤン、「孔雀王」のグロリア・イップ、「ターゲット・ブルー」のケント・チェンほか。

1994年製作／85分／香港
原題：The Gods Must Be Funny China
配給：東宝東和
劇場公開日：1996年2月3日

ストーリー

香港。中国で開催される世界耐久スーパー・マラソンでの優勝を夢見るインストラクターのエイミー（シンシア・ヤン）は、街で宣伝用のコカコーラの巨大な瓶をかついで走り去ったニカウ（本人）を目撃。彼女はニカウを自分が率いる弱小チームの一員としてマラソン大会に出場させることに成功。ところが_マラソンの開催者クーは悪玉。突然パンダが欲しくなってしまった彼は、パンダ狩りを実行するためにマラソン・レースを開催、すきを見て珍獣のパンダが生息する地域に潜り込もうという腹だったのだ。中東チームを手先に、参加選手をトリックでコースアウトさせる彼ら。ニカウさんもうっかり崖から落ちた。ところが落ちた先にいたのがパンダのヤンヤン。彼の飼い主は美女トレーナーのリアン（グロリア・イップ）。彼女のおかげでチームとも再会、レースに戻ったのも束の間、パンダのヤンヤンがさらわれた。卑劣な強盗を追って、山越え谷越えのパンダ追跡劇のはじまり。追跡劇の終点はレースのゴールだった。パンダも取り戻し、エイミーのチームはみごと優勝してこれにて大団円。