マスカレード 甘い罠

劇場公開日:

解説

つきぬ野望を果たすために、愛さえも犠牲にして生きる非情な若者の姿を描く。監督はボブ・スウェイム、製作はマイケル・レヴィ、脚本はディック・ウルフ、撮影はデイヴィッド・ワトキン、音楽はジョン・バリー。出演はロブ・ロウ、メグ・ティリー、キム・キャトラルほか。

1987年製作/アメリカ
原題:Masquerade
配給:MGM映画=UIP
劇場公開日:1988年5月21日

ストーリー

アメリカのハンプトン・アイランドに若きヨット・マンのティム・ウェイラン(ロブ・ロウ)が、レースコーチとして雇われてやってきた。自分が担当するヨット、オブセッション号のオーナー夫人ブルック・モリソン(キム・キャトラル)と知り合うとすぐに関係を結ぶティム。彼は、それから数日して、パーティでオリヴィア・ローレンス(メグ・ティリー)と出会う。数カ月前に母が死んだため莫大な遺産を受け継いだ彼女に、ティムは言葉巧みに接近、デートを重ねる。その頃、オリヴィアは母の最後の夫であるトニー・ゲイトワース(ジョン・グローヴァー)の怠惰な生活態度に嫌気がさしていた。週末にトニーが外泊するというので、オリヴィアはティムを自宅に誘う。週末の昼に海辺のスナックで2人の男が語り合っていた。それは意外なことにティムとトニーだった。周到な計画通りオリヴィアに接近したティム。それはオリヴィアの財産を狙ったトニーとの陰謀だった。週末にオリヴィアを銃で殺す手順をトニーは、ティムに語る。週末の夜、激しく愛し合い深い眠りにおちたティムとオリヴィア。2人がいる部屋に突然、トニーが入って来て、ティムと揉み合いになった。次の瞬間、ティムは計画とは違った行動に出て、トニーを射殺。自分が襲われたので殺したことにするからと言うオリヴィアを残して、ティムはブルックの所に行き、時計の針をもどしてアリバイ工作をする。幼馴染みで、オリヴィアを愛していた警察官のマイク・マクギル(ダグ・サヴァント)は、彼女の部屋でワイングラスを見つけた。ある日、マイクをトニーの恋人のアン(ダナ・デラニー)が訪ねてきて、海辺のスナックでトニーと若い男が口論していたという事実をつきつけてきた。その頃、一途にティムを愛していたオリヴィアは、彼と結婚。財産は子供に継がれると遺書を書き直させてしばらくして、彼女は妊娠する。その事実を知ったティムは、マイクに急いで会う。マイクも、実はティムやトニーと一緒にオリヴィアを殺そうとしていたのだ。交通事故を装って彼女を殺そうとしても果たせぬティムに、トニーはヨットごと爆発させてオリヴィアを殺すという新たな計画を語る。そんなある日、帰宅したティムはオリヴィアがヨットに行ったことを知る。車をとばし、オリヴィアを呼び戻そうと慌ててティムがヨットに足を踏み入れた瞬間、ヨットは爆発、彼は死んだ。港の事務所で、マイクに慰められるオリヴィアの目に飛び込んできたのは、彼とティムが、かつてヨットレースで優勝した際の記亊。とっさにマイクが犯人と直感したオリヴィアは、泣きながら彼を問い詰め、窓から突き落としてしまうのだった。

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映画レビュー

4.0野望の果て

2018年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ロウ氏の魅力がすべて。
切ない。

お金持ちがうらやましくも、
大変だなあと同情した。

幸せになってほしかったのに…。

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とみいじょん

3.5これは妙作と言うか、割と面白かった。 最初はなんか不穏な臭いがプン...

2015年6月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

これは妙作と言うか、割と面白かった。
最初はなんか不穏な臭いがプンプンするいいムード。超御令嬢とその義理の父の相続争いから話が始まり、なにか途中まで因果応報感が漂う教訓系映画なのかな〜と思いつつ、話が進むに連れ、おっおっとイメージが変わる。令嬢の恋人の心情の変化、警察官の正体、関係性などちゃんとしたプロットがあり面白い。
最後のオチが笑
確かにこの展開は!?ってなります。なんか最後どうしよ〜って頭抱えたんだな〜と思った。それまではどうなるんだろうって興味持って観れたんだけども惜しいなーでも最後上手いこと纏めて、別に観終わった後嫌な感じはしなかった。

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VANeRop
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