ボーイズ・イン・ジ・アイランド

劇場公開日:

解説

タスマニア島から夢を求めて大都会へやって来た4人の少年の挫折の中での成長を描く青春ドラマ。製作はジェーン・スコット、監督はジェフリー・ベネット、クリストファー・J・コッチの原作を基に脚本はトニー・モーフェットとコッチの共同、撮影はアンドリュー・レスニーが担当。出演はイヴ・ステニングほか。

1989年製作/オーストラリア
原題:Boys In The Island
配給:ビクター音楽産業=TYO=PCJ
劇場公開日:1990年11月10日

ストーリー

一九五五年。オーストラリア、タスマニア島に住む4人の少年フランク(イヴ・ステニング)、ルイ(ジョゼフ・クレメンツ)、ジェイク(ダニエル・ポロック)、シェーン(ダニエル・ヒース)は刺激のない生活にあきたらず、島から出ることを夢見ていた。そしてまずルイとジェイクがメルボルンに旅立ち、フランクもその後を追い、最後にシェーンがシドニーへと出発していった。何もかも刺激的な大都会メルボルンでフランクら3人の前に現れたのは魔性の女キーバ。その魅力に操られるまま3人は銀行強盗を計画するが、あと少しの所で失敗。その夜、フランクはジェーンに出会うが、シドニーで失敗して別人のように変わり果てた彼はフランクの目の前で飛び降り自殺してしまう。それを見て茫然とするフランク。その夜、キーバの誘いに応じフランクは一夜を共にした。翌日、ジョージ、キーバ、フランク、ルイ、ジェイクの5人は車で旅立つ。しかしジョージが財布を盗まれたと話をきりだすと、車内は乱闘騒ぎになってしまった。車は道からはずれ斜面を転げ落ちる。その事故でジョージは死に、広い荒野に残された4人はそれぞれに別れてゆくのだった。その後フランクは故郷の町へと戻り、もう一度やり直すことに。夕陽に染まりながらフランクは家路を歩いていった。

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