劇場公開日 1981年3月7日

「【”監獄ロック魂炸裂作品”自分達を育ててくれたセント・ヘレン孤児院が資金難で存亡の危機に陥っていると知ったブルース兄弟が行った崇高な事。ラストの監獄ロックは沁みます・・。】」ブルース・ブラザース NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”監獄ロック魂炸裂作品”自分達を育ててくれたセント・ヘレン孤児院が資金難で存亡の危機に陥っていると知ったブルース兄弟が行った崇高な事。ラストの監獄ロックは沁みます・・。】

2022年7月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■黒いサングラス、黒い帽子と、スーツでキメたジェイク・ブルース(ジョン・ベルーシ)とエルウッド・ブルース(ダン・エイクライド)兄弟。
 世話になった孤児院が資金難で存亡の危機に陥っていると知ったふたりは、ブルース・ブラザース・バンドを再結成し、コンサートで稼いだ金を寄付しようと考える。

◆感想

・ジェームス・ブラウンを始め、アレサ・フランクリン!等、黒人の伝説アーティストが普通に出てくる凄さ。

・ベルーシ&エイクロイドのクールな歌と踊り、ハチャメチャなアクションとハイセンスな笑いも、冴え渡る。

■後半30分の、カーチェイスの凄さと、ベルーシ&エイクロイドが、警察に捕まる事が分かっていながらの、世話になった孤児院を救うために行った且つての仲間をあらゆる手段で集めたコンサート・シーンは必見である。

<”誰でも人は救いを求める”。
 それを実行した、ブルース・ブラザーズ兄弟のハチャメチャ乍ら、崇高な行為。
 彼らが、再び刑務所に収監された時の、監獄ロックは心に響く作品である。>

NOBU