劇場公開日 1987年3月14日

「【”こんなに良い天気の日に学校なんて、行ってらんないよ!”天才カラクリ少年フェリスと、校長先生の100日戦争。若き時に本当に大切なモノは何かをコミカルに描いた作品。】」フェリスはある朝突然に NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”こんなに良い天気の日に学校なんて、行ってらんないよ!”天才カラクリ少年フェリスと、校長先生の100日戦争。若き時に本当に大切なモノは何かをコミカルに描いた作品。】

2021年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

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ー フェリス(マシュー・ブロデリック)は、頭が良い、両親にとっては良い子の高校生。けれど、ズル休みのプロフェッショナルでもある。
 そんな彼は、天気の良い今日も、両親を上手く騙してズル休み。
 親友のキャメロンは、車好きの親に構われずに、本当に調子が悪い。
 そんな中、フェリスはガールフレンドのスローンを退屈な学校から脱出させ、自由な一日を送る事に・・。ー

◆感想

 ・フェリスのズル休みにかける情熱が凄い。様々なカラクリ仕掛け。
 妹のジーニーだけはその事実を知ってるのであるが、巧妙なフェリスの仕掛けは両親には見破られない。
 ー けれど、ジーニーのボーイフレンドは、チャーリー・シーンです・・。ー

 ・ルーニー校長先生(可なり、いじわるそう・・)は、フェリスの母親に”ズル休みが多いので、このままだと留年の可能性もあるかも・・”と電話するが、ここもフェリスの仕掛けで、休んだ日数がドンドン減って行く・・。

□この作品では、ズル休みをするフェリスが、第4の壁を乗り越えて、見る側に語り掛けてくる。
 ”そんな、窮屈な生活をしていて、楽しいかい? 今を楽しまなきゃ!”

 ・フェリスの親友、キャメロンの、厳格と思われる父が愛する250GTカリフォルニアフェラーリ(殆ど走らせていない。)を、預けていたお兄さんたちが、ガンガン運転してしまうシーン。
 最初は、走行距離が延びてしまう事を心配していたキャメロンだが・・。
 - 車は、走らせて真価が問われるもの。キャメロンも同じである。
   フェリスの”あんな家庭じゃ、本当に具合が悪くなってしまうよね・・”と言う言葉。-

 ・で、250GTカリフォルニアフェラーリのバンパーをガンガン蹴りつけるキャメロン。挙句の果て、車は廃車に・・。けれど、キャメロンは何だか満足げだ。

 ・フェリスと、ルーニー校長先生の延々と続く、駆け引きも面白い。
 フェリスが胆が据わった男の子である事が良く分かるレストランのシーン。

<荒唐無稽ではあるが、爽快感溢れる青春映画。
 親や、先生の言いなりになっている生活を嫌々送っている人には、イロイロと響くのではないかな・・。
 20年振りに鑑賞したが、面白かったなあ・・。>

NOBU