劇場公開日 1982年7月17日

「なかなかの緊迫感と迫力」ファイヤーフォックス Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5なかなかの緊迫感と迫力

2017年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

興奮

総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )

 ソ連に潜入して新型の戦闘機を盗み出す。現実性の乏しい話である。そして21世紀に入っても未だに人類は音速の6倍で高度36000メートルを飛ぶ戦闘機も、考えるだけで思考を読み取り反応する電子機器の開発も出来ていない。
 しかし娯楽としては面白い。前半、冷戦下のソ連の監視を潜り抜け犠牲を払って相手の監視の追跡を撒きながら基地に潜入するのは緊迫感があった。後半の戦闘機の飛行の場面は、映像がおもちゃっぽいところはあったものの、この時代にしては健闘していてなかなかの迫力だった。冷戦下ではモスクワでの撮影も出来ないのにそれっぽくなっていた。物語には色々と突っ込みどころはあっても楽しめるのならばそれでいい。

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Cape God