劇場公開日 1986年6月21日

「愕然とし続けてしまった」ピンク・フラミンゴ ezioさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0愕然とし続けてしまった

2023年3月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

ジョン・ウォーターズ裏(表?)代表作
数年前から観たい観たいと思っていたが遂に鑑賞
とてつもない刺激に溢れた映画だ

互いの家を襲撃し、かたや全てを舐めまわす
かたやガソリンで放火
世界一のお下劣になるべく争うと聞くと非常に聞こえは悪いが、ディバインの家族と自己実現に対する愛と真っ直ぐ芯の通った言動には心動かされるものがあり
文字通り"感動"した

そして素晴らしくノレる曲の数々

観ているうちに赤ちゃんママが可愛く思えてくる不思議
結婚して幸せになったみたいで良かった

ノーカット版ということで本編後にジョン・ウォーターズ監督がカットしたシーンとともに振り返る映像があったのだが
自身でも「我ながら理解不能だ」と語っていたのには笑った

本公開時の"本編映像不使用の予告編"ラストの鑑賞後の客のコメント「今までで観た中で一番過激だね」は今現時点でも通用するかもしない

最初にレンタルビデオ店で興味を持った中学生か高校生だかの時に観られなかったのが残念。その時に観ていたらなにか変わっていたのかも

いや、やっぱり観なくて正解だったのか?

ezio