避暑地の出来事

劇場公開日:

解説

アメリカの新進作家スローン・ウィルソンの同名小説を映画化した青春映画。脚色・製作・監督を「縛り首の木」のデルマー・デイヴスが担当した。撮影は「メイム叔母さん」のハリイ・ストラドリング、音楽は「連邦警察」のマックス・スタイナー。出演は「悲しみは空の彼方に」のサンドラ・ディー、「フォート・ブロックの決斗」のリチャード・イーガン、「太陽の谷」のドロシー・マクガイヤのほか、新進トロイ・ドナヒュー、アーサー・ケネディ、コンスタンス・フォード、ビュラ・ボンディら。

1959年製作/アメリカ
原題:A Summer Place
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1960年4月28日

ストーリー

バート・ハンター(アーサー・ケネディ)はパイン・アイランドで妻のシルビア(ドロシー・マクガイア)や息子のジョニー(トロイ・ドナヒュー)と宿屋を経営していた。訪れたのは昔この地でバートの父に雇われ、今は億万長者となったケン・ジョーゲンソン(リチャード・イーガン)である。妻のヘレンと美しい娘モリー(サンドラ・ディー)が一緒だった。ジョニーとモリーは一目で恋におちた。夜番のトッドからこれを聞いたヘレンは娘を激しく叱った。雨の日の午後、ケンとシルビアは変わらぬ愛を打ち明けた。20年前、2人は恋に落ちたが、シルビアの母が2人をさいたのである。2人は互いに離婚を望んだが、子供を失うことは恐しかった。2人の間を知ったヘレンはトッドに金を与えて証拠を握らせた。ボートが転覆し、ジョニーとモリーは一晩帰らなかった。ヘレンは医者に娘の体を調べさせた上、調べに来た警官に夫とシルビアの情事を暴露した。バートも前からこの秘密には気づいていた。各新聞はパイン・アイランドのこのスキャンダルを書き立てた。モリーとジョニーは遠く離れた学校へ入れられた。しかし2人がクリスマスの夜バッファローの町の教会で会ったことはすぐヘレンの知るところとなり、口論の末、母娘の縁は切れた。ケンは娘を訪ね、新しく彼の妻となったシルビアと共に休暇を過ごすように頼んだ。モリーとジョニーを加えてロングアイランドのジョーゲンソン家は新しい生活を始めた。モリーとジョニーの愛は一層深まった。数カ月後、モリーの妊娠が分かった。しかし結婚を決意したジョニーにバートは許可を与えなかった。彼の体は酒でもう駄目だった。2人はケンとシルビアの元に急いだ。2人の結婚は理解と愛情をもって認められた。2人はパイン・アイランドに新しい家庭を営むことになった。

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