巴里の女性のレビュー・感想・評価
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幸せとは何か
フランスの田舎町で暮らすマリーは、恋人ジャンとパリへ駆け落ちすることを決めたのだが、その夜、ジャンは父親が急逝したため駅へ行けず、マリーはひとりでパリに行った。1年後、マリーは富豪ピエールの愛人として不自由のない贅沢な暮らしをしていた。そんなある日、彼女はパリで画家になっていたジャンと偶然再会した。ジャンはまだマリーを好きだったが、マリーは・・・てな話。
チャップリンぽくない作品。
駅で待ってるマリーが電話をかけてきた時に、父が死んだ、と伝えて家に呼べば良かったのに、と思った。
幸せとは人のために尽くす事で得られる、何とも奥深い話だと思った。
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チャップリン
冒頭で「私は出演していない。はじめての喜劇でない映画」と注釈が入る。
前半の駅のシーンがすごく良かった。窓からネックレスを落とすシーンやラストのすれ違いそのものを演出する手法。ジャンとマリーのすれ違い以上に全体を表現していました。
ジャンの暗さと未来を感じさせるエンディング。対比が上手かった。
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