劇場公開日 1956年2月8日

「ヒッチ流ドタバタコメディ」ハリーの災難 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ヒッチ流ドタバタコメディ

2014年7月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

ヒッチコック本人は怖いサスペンスだけが取り柄ではない事を、証明したかったのかもしれない。
秋色に染まった田園風景も美しい田舎町を舞台に、運悪く死んでしまったハリーの死体を弄ぶようにしか見えない村人たちの大騒動を、ブラックユーモアたっぷりに描いた異色作を撮るなんてね。
悲劇って、一歩間違うと喜劇にも成りうるんですね。
ヒッチコックが愛してやまないブロンド美女のカテゴリーからは除外されてしまうが、本作でスクリーン・デビューしたシャーリー・マクレーンが魅力的で可愛いです。

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みつまる。