BAD 傷だらけの疾走のレビュー・感想・評価

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3.0典型的ながらの幼さ

2023年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

エミリオ・エステヴェスが『アウトサイダー』や『ランブルフィッシュ』の著者でもあるS・E・ヒントンの原作を自ら脚本にした本作、監督は『ヤングガン』でも組むことになるクリストファー・ケインは今でも無名、役柄は往年のマット・ディロンが演じていてもおかしくないような大人になりきれない破滅型の少年を危なっかしくも愛嬌あるキュートな雰囲気でビリー・ザ・キッドを演じた片鱗が見え隠れ!?

根は真面目な相棒に方向性の違いとでも言うべきか、意識せずとも嫉妬の感情が芽生え、関係性も崩壊の一途を辿る、そんな自分自身に苛つくように、真っ当な人生を送れないジレンマが破天荒に周りを困らせながら突き進む破滅への道、80年代はマット・ディロンやショーン・ペン、エミリオ・エステヴェスが不良の象徴としてのインパクトが大!!

敵対するPunks擬きが何だか中途半端にも劇中に流れる音楽がダサい、モーガン・フリーマンが着ている黒ボーダーのTシャツが格好良いながらのチョイ役が印象的にも、エミリオ・エステヴェスが好きなら観るベシ、80年代アメリカの青春映画は不良モノ含めてダサい雰囲気が良い味として。。。

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万年 東一