ノーサイド 25年目のスクラム

劇場公開日:

解説

1894年に結成されたニュージーランドのラグビーチームオール・ブラックスの往年の選手たちの姿を描くスポーツ・ドラマ。試合の場面では、実際のオール・ブラックスのメンバーが出演している。監督はアラン・クレイトン、製作はドン・レイノルズ、脚本はディーン・パーカーとグレッグ・マッギー、撮影はアレン・ギルフォード、音楽はウェイン・ウォーロウが担当。

1991年製作/91分/ニュージーランド
原題:Old Scores
配給:東映アストロフィルム
劇場公開日:1992年10月17日

ストーリー

1966年に行われたイギリスのウェールズ・チーム対ニュージーランドのオール・ブラックス・チームによるラグビーの試合で、タッチ・ジャッジをつとめたジョーンズ氏(エルウィン・ウィリアムス)が、ウェールズに味方して、故意にミス・ジャッジを犯したことを死の床で告白した。これを受けて両国のラグビー協会は、当時の選手たちによる再試合を宣言した。数ヵ月後の試合を前に、フランク(ロイ・ビリング)、バリー(トニー・バリー)ら25年前のオール・ブラックスのメンバーは、軍の基地でトレーニングを開始した。そして当日、満員の観客が見守るカーディノ・アームズ・パークで試合が開始され、ウェールズが優勢でワンサイドの状況になるが、オール・ブラックスのコーチの機転で、羊の鳴き声を真似した掛け声がスピーカーから場内に響き、それに同調した観客の声を聞き、奮起したブラックスが同点まで追いつくが、最後にキックしたボールがパンクし、客席は大爆笑に包まれた。試合後のパーティで皆が健闘を讃え合っていると、両国のラグビー協会の会長は、再試合を行うと発表するのだった。

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