チュッ・ニャ・ディン

劇場公開日:

解説

インドネシア独立のためにオランダと戦った英雄的女性の生涯を描く歴史ドラマ。製作はアルウィン・アリフィン、アルウィン・アブドゥラ、エロス・ジャロット、監督・脚本は音楽監督出身のエロス・ジャロット、撮影はジョージ・カマルッラ・プナタ、音楽はイドリス・サルディが担当。出演はクリスティン・ハキム、スラメット・ラハルジョ・ジャロットほか。

1988年製作/インドネシア
原題:Tjoet Nja' Dhien
配給:ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
劇場公開日:1990年8月25日

ストーリー

1873年、オランダの侵略に対して北部インドネシアのアチャ王国の有力貴族トゥク・ウマール(スラメット・ラハルジョ・ジャロット)は反乱を起こすが、部下の裏切りによって半ばにして倒れる。そこでトゥクの妻、チュッ・ニャ・ディン(クリスティン・ハキム)が自らアチャの民を率いて、強固なイスラム精神の下、オランダ軍に果敢に戦いを挑む。しかし苛酷な戦闘の日々は彼女の体に衰えをもたらしていったのだった。もはやチュッ・ニャが身動きさえとることができなくなった時、彼女の中実な部下パン・ラオ(ピトラジャヤ・ブルナマ)は悩み抜いたあげく、名誉ある待遇とアチャへの残留を条件に彼女をオランダ軍に引き渡し、治療を受けさせることを決心する。翌日、雨の中オランダ軍が近づいてくる。企てに気付いたチュッ・ニャは弁解するパン・ラオに短剣を振りかざした。1908年、チュッ・ニャは故郷のアチャに二度と戻ることなく追放先で非業の死を迎えた。

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