だれも私を愛さない!

劇場公開日:

解説

偶然から同じ道行きになった4人の女性の奇妙な冒険を描いた一編。監督・脚本は「ラブetc.」のマリオン・ヴェルヌー。撮影は「ティコ・ムーン」のエリック・ゴーティエ。音楽はアルノー。出演は「私のように美しい娘」のベルナデット・ラフォン、「イルマ・ヴェップ」のビュル・オジェとジャン=ピエール・レオ、人気シンガーのリオほか。

1993年製作/95分/フランス
原題:Personne ne m'aime
配給:シネカノン
劇場公開日:1998年5月2日

ストーリー

恋人から追い出されたアニー(ベルナデット・ラフォン)は妹フランソワーズ(ビュル・オジェ)を訪ねた。かつて一緒に暮らしていた娘マリー(リオ)はアニーが当時の恋人ルシアン(ジャン=ピエール・レオ)と別れた後、自分の男運が悪いのが母親のせいだと思い込み、母親と大喧嘩となり、7年前に絶交状態になっていた。マリーはゆきずりの男の子供を妊娠、リリーという娘を生んだが、アニーはそれを知らない。さて、フランソワーズは夫ポールの浮気を疑っており、ふたりは古いキャンピングカーに乗って彼の出張先である北を目指す。ポールはいなかったが、そこで女主人クリクリと掃除婦のディズーをひょんなことで同乗させることに。かくして4人はポールがいるはずのホテルに到着。運命のいたずらで、彼女たちはそこで一堂に会し、それぞれに問題を解決しようとするのだった。

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